2012第27節ガンバ大阪(アウェー)戦その2(観戦)
現地観戦と録画では随分印象が違ったが、観戦時のぶんを参考に。ちなみにテレビの方がよく見えた。
【2012第27節ガンバ大阪(A)戦・選手評】
曽ヶ端:ミス多い。ポジショニング、パンチング等の判断を含め、悪かった。
西:よくやっているのだが、攻撃、守備にも惜しい。
岩政:いいカバーもあったが、またも2失点。90分通しての堅さがない。
青木:ヘディングでのクリアが中途半端。本職ではないのでミスがあるが、そろそろ試合数もこなしてきたので克服して欲しい。
新井場:動けるところと動けないところの差が出て来た。フィジカル的に厳しい。
本田:中盤の底で安定していたが、後半、足をつって交代。まだ90分戦える体ではない。
小笠原:精彩を欠く。ドリブルで突破してくる相手を追い切れない場面が目立つ。運動量も少ない。
柴崎:中盤でバランスを取っていたためか、目立たなかった。シュートに関してはタイミングが悪いのか、うまくいかない。単独で突破出来そうな場面でも味方を待つこともあり。
レナト:先制ゴール、2点目を引き出したシュートと、攻撃面では文句なし。
ドゥトラ:ゴールシーンの反応は速かった。システム変更のおかげもあり、攻撃に重点を置けていた。
大迫:ワントップとしては申し分なし。あとはゴールが欲しい。
遠藤:悪くはなかったが、よくもなし。左足しか使えないのが致命的。守備意識も低い。
昌子:いい面もあったが、投入後に失点は役割を果たしたとは言えない。
本山:前線でいいタメを作れはしたが、追加点を奪うことが出来ず、守りにも貢献出来なかった。
ジョルジーニョ:システム変更は、内容はともあれ多少なりとも効果はあった。しかし、本田のトラブルに対応し切れず。中途半端な交代になってしまった。
現地で観ていると後半はほとんどガンバペースでいつかやられるだろうという雰囲気だったのだが、改めて録画で観直すと、カウンターからそれなりに攻めの形は出来ていた。
シュートもまったく打ててない印象だったが、そこそこ打っている。そのわりに点が取れそうになかったのは、ワクに飛んでないからだろう。惜しかったのは大迫のポスト直撃くらいだった。
ポイントは本田の交代。自ら足をつったと申告してのものだったが、昌子投入で青木をボランチは間違ってはいないとも思える。
しかし、結果論で言うと、興梠投入で4-4-2に戻すとか、増田を入れて3ボランチにするとかもあったかもしれない。
ただ、リードしている状況で時間も少ないのだから、どういう形にするにせよ、レアンドロだけは誰かが絶対にマークしなければならなかった。青木がぴったりついて封じるとか、何かやりようがなかったのか。
選手たちの意識だけでなく、監督の徹底した指示とか、もう少し工夫があればと思わずにいられない。監督の手腕で勝ち点を伸ばした、という実感がないところが、どうしても批判の対象になってしまう。
先制されたら勝ち目がなくなり、リードしていても逃げ切る余裕がない。
今回のシステム変更をチームがどう捉えているのかわからないが、個人的には手応えを感じなかった。かといって元の形がよかったわけでもないので微妙なところだ。
残り7試合、どう戦うか。頭を悩ます問題は続く。