2012第34節柏(ホーム)戦その2

【2012第34節柏(H)戦・選手評】


曽ヶ端:キャッチングはぎこちない感じがしたが、ファンブルもなく無難にセービング。キックもまずまずだった。


西:トラップも決まり、クロスも狙いどころがよく、精度が高かった。守備も集中。右サイドを制圧。


中田:長期離脱後の試合だったが、試合勘はよかった。ハイボールにも勝っていたし、読みもよく、危ない場面はほとんどなし。


青木:高さもあったし、体も張れていた。中田とも息が合っていた。


新井場:守備重視。攻撃では特に見せ場なし。


柴崎:カバーリングが冴えていた。大きなサイドチェンジも正確。


小笠原:気迫でゲームを支配。存在感があった。最後まで走れていた。


ドゥトラ:スピードと迫力は健在。攻撃時には大きな武器。


遠藤:ボールは持てていたが球離れはいまひとつ。判断も微妙。シュートはまったくダメ。


大迫:うまさの際立つ2ゴール。ポストもこなしつつ2得点は言うことなし。


レナト:2得点目には絡んだが、途中出場で2枚のカード退場はやってはいけない。


昌子:気持ちは入っていた。


興梠:オープンになったスペースをうまく使えていた。シュートもあり、悪くなかった。


ジョルジーニョ:退任発表後の試合を勝利で飾る。コンディションを考えたプラン通りの采配。ゲームの主導権を握れていた。



雨を含んだ重いピッチでお互いミス連発だったが、先に対応した鹿島がペースを握った。


ボールの出どころであるレアンドロ・ドミンゲスを徹底的に潰し、ハイボールをCBの中田、青木が競り勝ち、守備が安定していたので安心して見ていられた。


先制してからは柏に焦りが生まれたのか、より鹿島が優位に試合を進めた。


ネット・バイアーノが入ってからは起点を作られるようになりゴールへと近づいてきたが、最後のところは体を張れていた。


柏は強敵で、個人的にはやりにくい相手だと思っていたが、終わってみれば今季2勝2分。大迫が柏とやる時には絶好調で、向こうにとっては本当に嫌な選手になっただろう。


当然、今度当たる時にはそれなりの対策を練ってくるだろうが、相性のよさはいつまでも続けたいものだ。

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