来年にはJ3が発足か
1月1日づけの読売新聞から。
Jリーグが2014年にも3部リーグをスタートさせることが明らかになった。名称は「J3」とする方向。記事によれば、J2よりも参入条件を緩和し、初年度は10または12クラブの参加を見込んでいるとのこと。
カテゴリーは上からJ1、J2、J3、新JFL、地域リーグ、都道府県リーグとなるようだ。
この記事が出た時、既にそう思ったが、昨日の新聞によればクラブ間の会議でも、やはり反対意見多数だったそうだ。
まあ、そうなるね。
S級ライセンス取得者の監督修行の場、出場機会に恵まれない選手の受け皿、などなど色々利点はあるようだが、果たして経営が成り立つのかどうかが一番の不安点。J2でもスポンサーがつかないのに、J3だと更に苦しいのでは。
来年から発足させるとしたら3月までに決定しなければならないとのことだが、ちょっと来年からは無理なんじゃなかろうか。
クラブライセンス制度では、いずれ女子サッカーも持たなくちゃいけなくなりそうだし、ますます色んなところで苦しくなる。
今でさえクラブ数が多いと感じているのでJ3制度については懐疑的。うまく定着させられればいいだろうが、経営難に苦しむクラブが続出して共倒れ、という事態は避けたい。
むしろ若手の修行場としては、サテライトリーグの復活こそが望まれる。今はチーム内の紅白戦や大学との練習試合でしか若手が実戦経験を積むところがない。主力とサブとの実力差がどんどん離れていき、ひいてはサッカー界全体のレベル低下を招く。
無謀な一案としては、J2、JFLやサテライトを加えたナビスコのようなカップ戦をひとつ用意したらどうか。リーグの試合数的にJ2の参加は厳しいが、JFLとサテライトならなんとかやれるかもしれない。
サテライトチームは「J1での出場試合数は何試合未満」とか、制限をつけるなりすればやれそうに思う。
実戦機会の充実、それを解消する手立てをなんとかして貰いたいところ。totoの資金を回せば、運営資金の面ではサテライト復活も出来そうなんだがなあ。