レナト契約満了、来季契約せず

レナトの退団がオフィシャルで発表された。


予想されていた通り、妥当な結果となった。実力的には問題ないが、高額な移籍金を考えるとコストパフォーマンスが釣り合わない。


スルーパスや、精度の高いキック、フリーラン、テンポは好みだったし、勿論、並以上の能力はあるのでいてくれたら戦力にはなる。


しかし、加入当時から比べると、終盤、怪我も絡んで下降線を辿って行った感がある。(ドゥトラは逆)。物凄く旬の短い果実のようだった。いや、果実的な風貌ではないので、強いて言うなら魚か。


思えば天皇杯でのレナトのデキはあまりよくなかった。真相は知る由もないが、退団が決まっていてモチベーションが下がっていたのだとしたら、そこはちょっとガッカリだ。


レナトの退団は、個人的にはフェリペの時と同じような感覚。「及第点以上、合格点未満」。贅沢な要求だとわかってはいても、助っ人というからにはそのくらい求めても仕方あるまい。


とはいえ、チームの調子が悪い時に力になってくれたことは事実だし、ナビスコ優勝にも貢献してくれ、リーグ残留にもひと役買ったろう。ちょうどいい具合に「ありがとう」と言える。


ダニーロのようにクラブW杯に出てくるような将来は見えないが、どこかで対戦することもあるかもしれない。よそのクラブでも元気にやって欲しい。


フロントとしては、少なくともレナト以上の選手を見つけてこないといけないので難易度は上がった。「無理してでもレナトでよかったのに」とならないようにしたいところだ。

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