新井場もセレッソへ完全移籍
新井場もセレッソへ完全移籍。
もともと関西出身で、地元に自身の経営するサッカースクールを持っていたり、いつかは関西に戻りたい気持ちはあったのだろう。勿論、それを責めるつもりもなく、むしろ今までよくやってくれたと御礼が言いたい。
ガンバの前目の選手で攻撃型だった。それが鹿島でコンバートされ、最初はぎこちなかった守備も今では慣れたもので、サイドバックの見本のような選手へと成長した。
左右どちらもこなせて、ゲームを読んで体力配分も出来る。大胆なオーバーラップと味のあるクロス、カットインしてからの枠を大きく外すお約束のシュート。時折、交えるポカからの失点。
鹿島では替えの効かない選手だった。
ただ、近年は年齢による衰えが見え隠れし、フィジカル的に厳しい時はプレーに顕著に現れるようになった。正直、ピークは過ぎ、移籍するには最後のタイミングだったろう。
新井場自身も鹿島に愛着を感じてくれていて、サポーターにも新井場のファンも多い。それでも今回の移籍は鹿島サポに温かく受け入れられると思う。
セレッソは特に若手が目立つクラブなので、アラサーの新井場がバリバリ活躍する姿はちょっと想像しかねるが、経験を伝えたり、若手に足りない部分は補えるだろう。新天地でもうひと花、咲かせて欲しい。
ありがとう、そしてさよなら新井場。
恒例ながら、鹿島戦は除く、で頑張って。