ジュニーニョ契約延長だった
ジュニーニョは普通に契約延長だった。
昨シーズン、得点力を期待されて入団。キャンプに遅刻することもなく気合いを漲らせて来日したものの、シーズン序盤、ほぼ機能しなかった。
フィジカルが万全になり、ようやく試合に出るようになっても往年のスピード・キレはなく、肝心な得点力を発揮することはなかった。
正直、期待外れだったが、終盤になって2列目にコンバートされ、序々にチームの力となってきた。
プレースタイルを変え、大迫ワントップシステムの2列目として巧みに馴染んだ。献身的に守備をフォローし、ゲームメーカーとしてパスを供給しつつ、ゴール前にも飛び出す。
惜しむらくは、欲しいタイミングでパスが貰えなかったのと、やはりスピードが足りなくてDFを振り切れなかったところ。シュート自体は打ってナンボの選手なので決定率は低めのまま、シュート数低下イコール、ゴール数低下。
求められているのは得点だったので、結果的に期待には沿えなかったわけだが、新たな道が見えたのも確か。
冷蔵庫で使いどころに困っていた調味料を、上手く使える料理を見つけた、という感じ。
ただ、それで食べられる料理には仕上がっているが、調味料自体の賞味期限はギリギリで・・。どこまでもたせられるかがカギ。サブとして踏ん張っている間に、若手が成長してくれるのが一番望ましい。
マイナーチェンジを果たしたジュニーニョ・マーク2。有効に活用したいところだ。