2013第1節鳥栖(アウェー)戦
勝てたゲームを落とした印象が強い。
いきなりの監督批判でセレーゾファンの方がいたら申し訳ないが、これが今季采配のスタンダードだったらやっぱり支持出来ない。
スタメン・ベンチはいいとして、後半明らかに相手に押されて、なおかつ交代で流れを持っていかれているのに動かず。更に同点に追いつかれても動かず。ようやく86分に二人交代、結局1枚余してのドロー。
中盤で運動量の落ちていた野沢、ジュニーニョは交代のサインが出ていたし、中田もオーバーラップほとんどしていないのに息切れしていた。青木も豊田にぶっち切られる前から、小さなミスをいくつかやってバタバタしていた。
チームがグラついた時こそ監督が立て直さなきゃどうにもならない。
中田のサイドバックは直で観て、自分の中では、ナイ。守備的にいって引き分け、もしくは1-0で勝つゲームをやり切るなら問題ないが、ほぼ攻撃に参加しないし、センターラインより前に上がったかな?というくらいの印象しかない。まだCBの闘莉王の方が上がっている。
逆サイドの西もバランスを気にしているのか、体調が整っていないのか攻守に不安定。攻撃は主にジュニーニョを軸に前線だけでやっている感じだった。
セットプレーの質は上がり、先制点も野沢のCKからダビィ→大迫と渡ったものだったが、それ以外の得点パターンがイメージしづらい。
小笠原は思ったより動けていたが、後半に入っては相手に攻められる展開でもあり、キツそうだった。柴崎もあまりよく見えなかった。
大迫、ダビィのコンビネーションはまだまだ。
個々でいうと大迫は攻めている時間帯はいい動きをしていたが、ボールを貰えなくなってからはどうにもならず。ダビィも体の強さや突破力は見せたが、今のところは去年のドゥトラの方が破壊力があった。ここからの上積みを待ちたい。
岩政は安定していたが、青木は上にも書いたように、中途半端なバックパスを躊躇して、相手にスライディングして奪われてピンチを招いたシーンから落ち着きを失っていたように見えた。
曽ヶ端は・・。失点シーンは豊田のシュートはそんなによかっただろうか。青木も振り切られたとはいえ体を寄せていたし、シュートコースも限定されていた。少なくとも触れないボールではなかったように見えるが。
その他はファインセーブがいくつかあったように見えたが、偶然、ボールが目の前に飛んできた、というボールが多く、どうも頼りがいがない感じがしてしまう。
水戸戦は観ていないが、2-2に追いつかれたものわかる、全体的にもっさりとしたそんな試合内容だった。
辛うじて引き分け、「アウェーで勝ち点1」という悪くはない結果を得たとはいえ、不安一杯のスタート。次のホーム開幕戦で巻き返して欲しい。
(以下、個人的まとめ)
【2013第1節3/2(土)】(ベストアメニティスタジアム14:04KickOff鳥栖/12,728人/晴)
【スコア】鳥栖 1-1 鹿島 (前0-1 後1-0) (S 14-7)
【主審】木村博之(主審)、大塚晴弘、穴井千雅
【得点】
(鹿)前32分 ダビィ↑大迫 1右
(鳥)後26分 岡田↑豊田 1左
【警告】
(鹿)西1(後28分)
(鳥)金民友1(後6分)、高橋1(後15分)、岡田1(後35分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 青木 岩政 中田
MF 柴崎 c小笠原 ジュニーニョ→86本田 野沢→86中村
FW 大迫 ダビィ
【サブ】佐藤 昌子 前野 本田 中村 遠藤 中川
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】-