2013第4節大宮(アウェー)戦
よかったのは1点取るところまでだった。あとは観るも無残、今季お馴染みの結果となった。
出だしからほんの数分は前線からボールを奪いに行って、後ろも連動して相手を追いやることが出来たが、そんなペースで90分もつのかなという不安を大きく上回るわずか20分足らずのガス欠。1000円しか持ってませんけど新幹線乗っちゃいました、みたいな。
野沢のトップは体力がもたないしスタメンでは無理。ジュニーニョも最初突破出来て気をよくしたのか知らないが、その後はことごとく止められた。
遠藤もミスが多いし、2失点目は単純な縦パスのミスから。3失点目は体力ゲージゼロの中田の裏を易々と抜け出されてミドルを決められたもの。交代の用意はしていたが、セレーゾのタイミングはいつも手遅れ。
柴崎は得点に絡んだシーンのようにあそこまで入って来れる選手。バランスばかり気にしていたら、、どっちも中途半端になって消えてしまう。
大宮はオフサイドラインをうまくコントロールして勇気を持って高いラインを保っていたが、何とか打つ手はなかったものか。何回オフサイド取られたんだろう。中にはオフサイドかどうか疑わしいものもあったが、副審もあれだけ旗を上げてたら、条件反射で上げてしまうんでない?
ダヴィを囮にして2列目から飛び出せる選手を起用するとかは駄目なのだろうか。ジュニーニョに組み立てさせず裏を狙わせたり、もっと早くから(逆転されたあたり)中村、前野で勝負をかけにいくべきだったのでは。
結局、得点出来たのはスローインからの速いパス回しで遠藤→柴崎→シュートのこぼれ→ドフリーダヴィが押し込むというもののみ。あとは形にすらならず、組み立ての段階でミスするか、オフサイドに引っ掛かってしまった。正直、点が入る気しなかった。
大宮は鹿島の運動量が落ちた前半20分から、やりたいサッカーをやっていた。ルーズな中盤からの金澤ミドルで1点(青木は何で避けた?)。パスミスカットから速い流れでドフリーのノヴァコヴィッチに渡り1点。サイドをブチ抜かれてからのミドルで1点。
曽ヶ端も何本かファインセーブしたがどうしようもなかった。
守備はボロボロ、攻撃は形すら作れない状況だが、これでも大迫がいれば何とか形になるのかね。
若手を使ってもボロボロ、ベテランばかりでもボロボロ。先行きの不安感が大きくのしかかる敗戦となった。
(以下、個人的まとめ)
【2013第4節3/30(土)】(NACK5スタジアム大宮15:03KickOff鹿島/11,492人/晴)
【スコア】大宮 3-1 鹿島 (前1-1 後2-0) (S 15-14)
【主審】東城穣(主審)、大塚晴弘、穴井千雅
【得点】
(鹿)前15分 ダヴィ 3左
(宮)前36分 青木→金澤 1左
(宮)後08分 高橋→ノヴァコヴィッチ 1右
(宮)後34分 ノヴァコヴィッチ→富山 2左
【警告】
(鹿)ダヴィ2(後3分)
(宮)ノヴァコヴィッチ1(前45+1分)、チョヨンチョル1(後24分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 青木 岩政 中田→80前野
MF 柴崎 c小笠原 ジュニーニョ→72中村 遠藤→62本山
FW 野沢 ダヴィ
【サブ】佐藤 山村 前野 本田 梅鉢 本山 中村
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】-