2013第8節新潟(アウェー)戦

柴崎のロングシュートが得点以上に効いた。


あの1点があったらばこそ、押されてはいても鹿島のゲームになった。小笠原とのバランスも修正したのか、前に行く場面も増えて活発に動けていた。


もっとも、野沢の運動量が想定している範囲を軽く超えて皆無なので、余計にそう見えるのかもしれないが。


ジュニーニョの評価も微妙。ドリブルで相手をかわせたのは一度あったかどうか。シュートの精度もなく、ダヴィがヘッドで押し込んだ2点目のシーンでは、後ろにいたジュニーニョが蹴っていたら、多分あの距離でも外していたような。


前野とのコンビも、前野の良さを活かせていない。一人で仕掛けて行くジュニーニョと、上がって行ってナンボの前野とはカブり気味の印象。その点では中田と合っているのかもしれない。


失点は再三狙われていたサイドの裏に放り込まれたボールを持ち込まれて、中央で成岡に決められた。オフサイドを取れなかったのが痛かったように見えるが。


岩政の代わりに出場した山村は高さもスピードもあり、カバーリングもよく、足元もしっかり、思い切りもよかった。イエローは承知の上でのプレーだったろうし(レッドかと思った)、ごっつあんゴールも決めた。ラインが揃わないのが気になったが、慣れてくれば問題なくなるだろう。


後半終了間際にも混戦の中から大井に決められ、最後はヒヤヒヤしたものの、曽ヶ端のセービングは安定していた。今は当たりの時期かも。


全体的には新潟が支配しているゲームに見えたが、一度も並ばれなかったので、鹿島のゲームプラン通りだったか。決めるべきところを決めると、こういうシブく勝つ試合になる。


「完璧」という内容の試合がなかったので不安定な印象しか持っていなかったのだが、4月は6勝1分とスカパーで言っていて、そうかと納得。昇り調子だったのか。


大宮が突き抜けてしまって首位との差は縮まらないが、狙える位置にはつけられた。ここからここから。


(以下、個人的まとめ)

【2013第8節4/27(土)】(東北電力ビッグスワンスタジアム14:03KickOff新潟/23,578人/曇り)

【スコア】新潟 2-3 鹿島 (前0-1 後2-2) (S 12-10)

【主審】岡部拓人(主審)、武田光晴、高橋佳久

【得点】

(鹿)前06分 柴崎 2右

(鹿)後11分 大迫↑ダヴィ 4H

(新)後22分 藤田→成岡 2右

(鹿)後33分 山村 1H

(新)後45+3分 大井 1右

【警告】

(鹿)西2(前35分)、山村1(後26分)

(新)成岡1(後8分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 西 青木 山村 前野→72中田

MF 柴崎 c小笠原 野沢→90+1昌子 ジュニーニョ

FW 大迫 ダヴィ→73本山

【サブ】佐藤 中田 昌子 本田 本山 遠藤 中村

【監督】トニーニョ・セレーゾ

【MyMVP】柴崎

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