本田拓也が清水に完全移籍

噂通り本田拓也の清水への完全移籍が発表された。


加入して早々に怪我。その後に手術、それからトップコンディションに戻るまでに時間がかかり、戻って来た頃には小笠原、柴崎がレギュラーに定着していて出場機会がなかった。


二人を超えるパフォーマンスを見せられなかったので監督ばかりを責められないが、ローテーションでうまく回していたらどうだっただろうか。


たとえ今より出場機会があったとしても立場としてはレギュラーではなく、やっぱりいずれは移籍ってことになっていたような気がする。


スポーツ選手は試合に出てナンボだが、チームとしては控えに実力者がいるといないでは大きな差。鹿島にとっては痛恨の移籍である。


今後、ボランチの控えは補強がない限り梅鉢になる。青木や山村を回す手もあろうが、せっかくCBに慣れてきたところで戻すのはリスクが高い。


いっそのこと中田を守備ならどこでも出来る万能サブとして位置づけて、今年はとりあえずそれで乗り切りつつ、梅鉢の成長を期待するという方向でいくのがベストかと。


サッカーでも野球でも主力が抜けた後、チャンスを貰った若手が化けるということは往々にしてある。決まってしまったものは仕方ないので、この移籍が誰にとってもプラスになったと思える結果になればいい。


しかし、本田が移籍してしまうとなると・・。


前野は着々とポジションを奪いつつあるのでポカさえなければ大丈夫だろうが、心配なのは同じように出場機会のない中村。


ジュニーニョに去年のドゥトラ並みの爆発力があればなんの文句もないのだが、フェリペよりちょっと劣るくらいのデキならば、将来性を加味して中村を無理にでも使って欲しい。


勿論そのためには本人のアピールも必要。サブでくすぶらせておくには惜しい人材。これ以上の戦力ダウンは避けたいものだ。

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