2シーズン制なら広島が劇的逆転優勝だった
来年の導入は見送られたものの、検討が噂されている2シーズン制。(過去の)鹿島有利とかそういうのは置いておくとして、個人的には真っ向から反対。
2シーズン制だと各チームに一回しか当たらないわけで、当然ホームだと有利なんだが・・というチームもあったりして完全に決着が着いた感じがしない。何より勢いだけで決まってしまって、あとはチャンピオンシップで、というのも納得いかない。
チャンピオンシップでの観客増とか言っているが、そもそも両チームに関係のないサポには興味ない話だし、盛り上がったのもその頃のJリーグの人気もあっただろう。
「なにか対策を」という協会の意図はわからなくもないが、時代に逆行するこの制度改革はヤメにならないもんかね。
仮に2シーズン制が導入されていたとすれば、2013年のファーストステージは広島の劇的逆転優勝ということになっていた。
今年は大宮がノバコビッチ、ズラタンを軸としてチーム全体がまとまり、序盤から一気の逃げを見せた。このままシーズンを乗り切ってしまうのではないかとすら思えたが、やはりそこは甘くはないということが証明された。
勿論、両外国人の他、怪我人多数でチーム事情が悪くなったこともあろうが、トップを守るというのは厳しい。
追い抜いたのは広島。さすがACLを捨てただけある、となかば嫌味な気分もあるが、地力でトップに立ったのだから力は示したわけだ。ACLを捨てた(と見える)ことで、広島を支持する気はまったくないので、鹿島も意地を見せて貰いたい。
幸いかどうかわからないがナビスコもACLもない。これからは月に3戦の時もある。ひとつひとつを確実に勝ち切り、優勝のタイトルを獲りたい。
仮に2シーズン制だったとして、セカンドシーズンを優勝するくらいの勝ち点を上げれば、今の位置からなら充分に逆転可能なのだから。