2シーズン制は必要なのかな
新聞でもサッカーの話題は海外組のものばかり。試合もないので当たり前なのだが、大きな移籍の話もなく出戻り情報がちょこっとあるくらい。
一般的にサッカーの知名度はこのくらいなんでは。
2シーズン制の話が本格化しているようで、その記事を読む限りでは本気でやる様子。これにより注目度が高まるという期待(妄想?)が協会にはあるようだが、果たして本当にそうか?
自論だが、サッカーに興味ない人はチャンピオンシップでも観ないだろうし、サッカーファンであっても自分の応援しているクラブじゃなかったら、楽しんで観るのかどうか。
そもそも自分の応援している以外のクラブ同士のチャンピオンシップを観ようというサッカーファンなら、もともと熱心なサッカーファンなはずで、盛り上がりにひと役買ったり、人気の底上げにつながるとは思えない。
プロ野球でクライマックスが当たっているからといって、それは「シーズン優勝」という努力の証を安売りしているだけで、その価値を下げてまで人気を取るべきなのかどうか。
それで人気が回復すればまだしも、バブル絶頂期のようなJリーグ人気の復活は有り得ないだろうし、どっちつかずの結果になるように思う。
地道に選手を育て、代表が世界に通用するようになればそこからファン層も増えるはずで、そうするためには若手に試合経験を積ませるという方向性が、結局のところ近道のように思える。
もっとも、協会はその方向でも動いてはいるのだが、そっちはまだ軌道に乗っていないし、何度も言っているがサテライトの復活が望まれる。totoの売り上げ金からどこぞの協会に流れたお金が不正に使われるなら、その資金でサテライトを何とかして欲しい。もとはサッカーの売り上げなのだし。
この話題になると最後はやっぱりサテライトに行き着いてしまうので、まあ、このくらいしか言えないから「2シーズン制反対!」って言っても、代案なしではどうにもならないか。
なったらなったで、そのルールを活かしてタイトルを獲るしかないだろうね。