アウェー仙台戦展望
スルガ銀行チャンピオンシップ優勝の勢いを活かし、アウェーで勝てない呪縛を解くことが出来るか。注目はそこだ。
優勝争いに絡んでいくにはそろそろ順位を押し上げ、上位にプレッシャーを与えなければいけない。自身の気持ちを切らさないためでもある。
ダヴィが復帰するのか微妙なところだが、そうなるとスタメンは難しい。大迫ワントップシステムはそれなりに機能しており、特に柴崎が前線に絡める利点が大きく、全体のバランスもいい。
守備をしないダヴィを入れると中盤以降の負担が増え、攻撃に重心を置けないぶん、一発で決めてくれなくては帳尻が合わない。怪我とともに決定力が戻っていればいいが。
個人的にはたとえダヴィが間に合うとしても、今、結果の出ているワントップシステム続行で、ダヴィは切り札として使うのが最も効果的だと思う。
ダヴィが無理ならサンパウロ戦と同じ布陣で行くはず。土居も好評価だったようなので、出場するならあとは結果だけ。前野もミスはあったが、いいところもあったので固定で問題ない。
代表に呼ばれなかった大迫は今回は豊田、柿谷に譲り、チームで頑張って貰おう。
夏場はどこのチームも運動量が落ちるので、体力を考えると先制点は重い。最初のチャンスが誰に回ってくるかわからないが、しっかり決めて欲しい。曽ヶ端は枠内シュートのセーブ率をもう少し上げて貰えれば。打たれた瞬間「あー」って思うのは辛い。
交代組はクローザーの岩政、ジュニーニョか遠藤との交代で中村はアリだが、野沢は調子を見極めて欲しいところ。あとから入って来た選手の方が動いてないとかあり得ないから。
ここを勝てば今月は残り試合ホームが3、アウェーが1。全部勝てるかもしれない。苦手と言われる夏場を乗り切って、一気に首位を伺おう。