第93回天皇杯2回戦、ソニー仙台FC戦その2

【第93回天皇杯2回戦、ソニー仙台FC戦】


曽ヶ端:守備機会はあまりなかったが、集中していた。1本PAを飛び出してヘディングでクリアしたが、あそこは少し危なかった。


伊東:大きなミスもなく無難だったが、びっくりするようなクロスはなし。運動量はあった。


植田:フィジカルの強さは見せたが、守備が雑。裏を取られることも何度かあり、まだまだ経験が必要。スタメン3戦目にして無失点、初勝利。気持ちは切り替えられるだろう。


山村:ディフェンスリーダー。高さもあり、足元もうまい。カバーリングもよかった。セットプレーでの攻撃力もアップ。ただ、少ない回数だったものの決定的な形を作られており、決める力のあるFWだと決められていたかもしれない。


前野:デイフェンスに気を遣っていたのか、持ち前の攻撃力はあまり見せられなかった。中央に持ち上がってジュニーニョへパス、相手の退場を誘ったシーンはよかった。


梅鉢:バランスは取れていたようだが、攻撃に関しては効果的なパスが少ない。


小笠原:思い通りのパスが出せていた。狙いどころもよく、ゲームをコントロール。本山が入ってからは出しどころが増えて、更に余裕が生まれた。


遠藤:体の強さを見せ、ボールをキープ。取られても取り返す執着心もあり、相手を圧倒していた。


土居:あまりよくなかった。ボールに絡めず、判断もよくない。運動量も少ない。


中村:自分で仕掛ける姿勢は見せたものの、ドリブル・シュートともにキレなし。そろそろ余裕もなくなってきた。


中川:初出場。ワントップはやや荷が重かったか。全てのプレーがワンテンポ遅い。


本山:後半から出場。流れを変えた。ほとんどボールを取られることなく、ワンタッチパスも多用。テンポがいい。


ジュニーニョ:カテゴリー違いだと技術レベルが一枚も二枚も上で、やりたいプレーを出来ていた。クロスの質も高く、野沢への落としも的確。2アシストプラス、相手を退場させるファウルを貰う。


野沢:運動量はなかったが、ポジショニングがよかった。ゴールも見事。直接狙ったFKは鋭く落ちていた。目指すはマリノスの中村俊か。


セレーゾ:普段出場機会のない若手にチャンスを与えつつ、中盤で小笠原を起用して締めた。後半は勝ちにいく交代で流れを変えて、勝利を呼び込む。満点の采配。

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