飢えた野獣、ダヴィ
怪我から復帰して、3戦2得点と調子を上げて来たダヴィ。見た目、連携は相変わらず取れていないにもかかわらずゴールは決めている。
これはむしろいい感じかもしれない。
ボールに対する執着心が以前よりも増していて、少々どころか無理めのルーズボールにも果敢に喰らいついていく姿は、まさに獲物を見つけた野獣のごとし。
たまたまなのか、ダヴィの使い方がうまくなっている。スペースに出して競らせ、DFを釣っておいて他を活かす。スタメンでいくと対応されるのかどうかわからないが、今のところ効果的に効いている。ダヴィもDFを外す動きをこなせている。
ただ、ダヴィが入るとどうしても大迫が下がってボールを受ける立場になり、大迫のゴールチャンスが減ってしまう。このあたりをどう捉えるか。
大迫の得点王はハットトリックでも決めない限り届かないと思うので、今季はダヴィを活かすプレーに終始してもいい時期ではあるが・・。
ダヴィ自身は得点数に納得していないだろうし、今まで以上にガツガツ行くだろう。うまく使えさえすれば、1.5列目で受けてプレーしても、大迫ならゴールも狙える。それだけ成長している。
得点王はいずれ獲るとして、まずはビーストテイマーの称号を獲得したい。