第93回天皇杯4回戦、広島戦
元々相性の悪い広島相手に、代表でエース大迫が抜け。ダヴィも本調子ではないとなれば、先制点はどう考えたって重要。
それでもあっさり先制され、かなりのガッカリ感が漂った。
ロングパスかミキッチの仕掛けしかないような広島の攻めだったが、石原(だった?)のシュートを一度は曽ヶ端も弾いたのだが、こぼれたところを高萩に決められての失点。
そこからはもう広島の得意な形。何も出来ないままに前半だけで3点取られて、内容と併せて、贔屓目に見ても3点は無理だろと思ってしまった。
後半に入って広島がペースを更に緩めたおかげで鹿島も攻めているようには見えたが、崩し切れないまま時間だけが過ぎていくどうにもならない閉塞感。
79分、伊東の大胆な攻め上がりに野沢と本山が絡んで綺麗な形で1点を返したものの、試合を通じて見せ場はこれだけ。
「大迫がいればなあ」とこの時は思ったが、その後のリーグ最終戦でその大迫が退場になって負けたのだから、結局うまくやられているということなのだろう。
とにかくミキッチにやられ過ぎ。リーグ最終節では中田も一応対策を練っていたようだが、そのぶん真ん中をロングパスで破られるという同じ形になった。
先制されたらどうにもならないといって引け腰になっても勝てないし、どうやったらいいんだろうね。
こんな早くに天皇杯を負けてしまうのは久々な気がするが、完敗だったので諦めもつくか。
なんだか、試合をやったという記憶すらなくなるような負けっぷりだった。
(以下、個人的まとめ)
【第93回天皇杯(2013)4回戦11/16(土)】(カシマスタジアム15:05KickOff鹿島/5,710人/晴)
【スコア】鹿島 1-3 広島 (前0-3 後1-0) (S 16-15)
【主審】岡部拓人(主審)、大川直也、間島宗一
【得点】
(広)前28分 高萩 右
(広)前41分 森崎和→塩谷 右
(広)前45+1分 ミキッチ→高萩
(鹿)後34分 本山→伊東 左
【警告】
(鹿)山村1(前38分)、青木1(後28分)、中田1(後44分)
(広)塩谷(後26分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 青木 山村 中田
MF 柴崎 c小笠原 遠藤→46ジュニーニョ 中村→55中村 土居
FW ダヴィ→69野沢
【サブ】川俣 岩政 西 梅鉢 ジュニーニョ 本山 野沢
【MyMVP】-