大迫がTSV1860ミュンヘンに移籍

大迫の海外移籍がついにオフィシャルで正式に発表された。


昨日に続いての大迫記事になるが、あれだけ報道されていたのであとは発表だけという感じで、やはり本決まりとなった。


早速ドイツへと旅立ったらしく、完全に気持ちは海外に飛んでいたようだ。その先にW杯でのスタメン出場、活躍を見据えているのだろう。


しかし、移籍はまず第一歩に過ぎない。前で使うという確約を貰っているという話だが、監督だけでなく周囲にも受け入れられねばレギュラーを確保しても厳しい。尚且つ成長して得点も挙げ、クラブやザッケローニに認められなければその道はない。


口約束はあっても楽な道のりでない。本人も承知の上。鹿島サポとしては(昨日も書いたが)痛いし、残ってクラブのタイトル獲得に一層の貢献をして欲しかったが、自分の人生なのだから自分で決めるのが一番。


居なくなってしまったものは仕方ない。陰ながら応援するが、基本的に鹿島サポなので優先的に応援するのは現鹿島所属選手。今こそ「俺が!」という選手の台頭を望みたい・・と普通に書くが、今のところ戦力としてカウント出来るのはダヴィだけなんだな。


ダヴィが相方を育てるタイプではないので赤崎、中川、豊川の成長を待つには遠く、だからといってダヴィ頼みのチームにするには色んな意味で相当にリスキー。


あまり好みではないが、ちゃんと計算出来るFWをどこかから補強するしかない。禁断の(?)外国人2トップもあり得るかもしれない。


幸い、チームが始動する前に決まった話なので、今季の方針は立てられる。春までには上位戦線で戦えるだけの、というか戦えると思えるだけの戦力・戦術は整えておいて貰いたい。


ちなみに当ブログ主は2013秋をすっ飛ばしたので、2シーズン制を今季からと勘違いしていた(これは別記事にて)。


大迫がW杯後に移籍するなら、前期優勝を置き土産にして・・と思っていたのだが、単なる勘違いだった。移籍するなら、大迫ありきのチーム(いい意味での)になってしまう前でよかったと思うことも出来る。


彼の問題は彼自身が解決するとして、鹿島アントラーズの問題はフロントの解決待ちだね。

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