退団した岩政の移籍先はタイ・プレミアリーグ、BECテロ・サーサナFC
退団した岩政の移籍先が決まった。唯一だったのか知らないが、オファーのあったタイからの話を受けた形。
タイのプレミアリーグのレベルやチームのレベルを全く知らないが、正直、昨年の中国リーグ(ドバイと勘違いしていた)からのオファーに比べると格段に落ちたと感じる。
それでも将来、指導者になることも視野に入れ、前向きな結論を出したとのこと。
チームへの貢献度で言えば、2013年は不本意な結果で終わってはいる。しかし、岩政がシーズン当初に移籍していて最初から居なかったら、山村の成長はこれほど早かったかどうか。
岩政が控えにいて、「レギュラーを奪う」という目標があったからこその効果もあったと思われる。
そういう意味では、自らのキャリアをわずかに落としながらも、鹿島の世代交代に大きな手助けをしてくれた。
意外と言ったら失礼ながら、見た目と違って頭脳派の岩政は案外指導者に向いているフシがある。
大迫や柴崎、山村、植田を入団に導いた実績(?)があり、まあ、試合後に言い訳めいたコメントも多かったりしたが、新天地で新たな何かを得られればそういう才能が開花するかもしれない。
岩政はいつか、選手としてではなく、違う形で鹿島に帰って来る気がする。それが監督としてなのかコーチとしてなのか、はたまたスカウトとしてなのか。楽しみではある。
まずはタイで大暴れして、溜まっていた鬱憤を晴らして来て貰いたい。