初見での新外国人ルイス・アルベルトの印象
20分程度のプレーだったが、個人的なルイス・アルベルトの初見は悪かった。
フィジカルコンディションが整っていないことを考慮しても、良さが見えなかった。見所のある選手なら短時間であっても1本や2本、目を引くパスを通したりするが、無難なプレーに終始したのかこれとったパスはなし。
かつて在籍したフェルナンドは、デビュー戦から唸らせるパスを何本も見せた。
守備面でもガッツリ行くわけではなく、かといってミスパスを誘ったりパスカットしたりもなく、J2選手相手に簡単にかわされて後追いになることもしばしば。
ガタイだけは大きいので存在感はあったが、中盤の底で効いていたかと言えば疑問。
怪我を恐れていたのかもしれないが、せっかくのフィジカルを活かせていない。名古屋のダニルソンくらいやってくれたら大助かりなのだが・・。
味方からのパスもあまりなく、連携面でも浮いていて、ここから馴染むのは相当時間がかかるだろうなと思わせた。
それもルイスが本領を発揮してこその話で、前にも書いたが、本田でも定着出来なかったポジション。少なくとも本田以上の能力を見せないと食い込めない。
守備でもいまいち、攻撃でもいまいち。大丈夫なのだろうか。
現状では3番手としては梅鉢か、山村・青木のどちらかを上げて、CBに昌子という選択肢が安全策となるが、それでは先がない。
小笠原、柴崎でシーズンを乗り切るわけにもいかず、無理してでも使わざるを得ない。連携を高めながら、かつ試合もこなしていかなくてはならないという高難度のミッションを抱えてしまった。
ただでさえ苦しいのに不安要素は満載だな・・。