人生は続く
「サッカーは続く、そして人生も続く」
コレ、いつだったかサッカー中継の試合終了後、負けたチームに対してアナウンサーが言っていた言葉。
なんとなく心に残った。
よく、「サッカーの借りはサッカーでしか返せない」という言葉は聞き、これはこれで納得。
どちらかと言えば自分もこっち側のタイプで、「ギャンブルの借りはギャンブルでしか返せねえ!」というカイジ的発想を持ち、土日など昼間に競馬で負けるとそのままナイター競艇に突入する。
たいてい傷口を深くして力尽きるわけだが、冷静に考えればアテにならない一般戦を無理やり買うより、次の日なり、次の次の日なり、信頼の置ける馬券・舟券を買えばいい話。
まあ、それでも負けるのだが、信頼して買って負けるのと、イチカバチかで買って負けるのではダメージの大きさが違う。
このへん、ギャンブルの借りは・・の考えを捨ておけば、「ギャンブルで負けても他でいいことがあれば、人生はそれでヨシ」と思うことが出来る。
そういう意味で、冒頭の「人生は続く」という言葉は、普通のことのように思えて、意外に深いんじゃないかなあ、と勝手に深イイ話にしてしまった。
多分、アナウンサーとしては、「サッカーに負けてもそれで終わりじゃないよ。サッカーは勿論頑張らなくちゃいけないけど(プロだから)、あまりとらわれ過ぎてもいけないよ」的な感じで言ったのだと思うが。
W杯がそろそろ始まる。
出場する選手は当然ながら、全身全霊を賭けて、あるいは人生を賭けて挑むだろう。それでこそ得られるものもあろうし、失うものもあろう。
しかし、どういう結果になろうとも、人生は続く。
気楽にやれという無責任はとても言えないが、今後の人生がより豊かになるような内容だといい。
(慎重になり過ぎて、高配当の馬券を続けて取りこぼし、かなりヘコんでいる当ブログ主より)