失うものはなかったはずでは

ギリシャ戦前に「失うものはない」と言っていたわりに、10人になって守りに入った相手を崩せずスコアレスドロー。


負けていれば予選敗退確定となっていたわけで、3戦目が消化試合になっていた。ある意味、一番救われたのは放送をするABC系のテレビ局だったか。


今度こそ失うものは何もないコロンビア戦。勝っても他会場の結果次第だが、まずは目の前の戦いで全力を尽くすことが第一。


前回大会は苦し紛れの本田ワントップが効いたおかげでグループリーグを突破出来たが、あの時の方が必死さが伝わって来た。今回はそういう鬼気迫るものが何もない。


香川、本田の不調がダイレクトに響いているのが原因だが、特に香川は出場出来たことで満足し切っちゃってるのかな。使わない方がうまくいくというのが大半の人の見方だが、おそらく次も使ってくるだろう。さて、結果はいかに。


本田も足を引っ張ってることの方が多いが、コートジボワール戦で得点を決めたように、一発の魅力もあるもので。


ところで、鹿島の方はちょっと前の話だが、伊東がJ3ツエーゲン金沢戦で負傷したとのこと。


右肩関節脱臼で全治6週間で、わりと重傷。中断期間中なのがまだしも幸いだったも言えるが、リーグ再開には間に合わず、3~6試合ほどは出場出来ないかもしれない。


代役は西。開幕前の移籍を巡るゴタゴタで随分と印象の悪くなってしまっている西だが、その時には「練習に取り組む姿勢や、ピッチでのパフォーマンスで自分の気持ちを証明したい」とコメントしていた。


まさに今がその時。こちらも失うものはない。


むしろ伊東からレギュラーを奪い返すくらいのパフォーマンスを見せ、監督、サポーターの信頼を取り戻して欲しい。

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