2014ブラジルW杯決勝
日本代表が見どころなく惨敗したおかげで、出場していたのかどうかも忘れてしまったワールドカップ2014ブラジル大会は、ドイツの優勝で幕を閉じた。
日本以外の試合をほぼ観ておらず、決勝も録画はしたが途中から手堅い試合ぶりに、どちらの応援もしていない身としては集中力が持たず、ただ流しているだけの形になってしまった。
というわけで記憶に残っているのは決勝点だけという完全なる、にわかぶり。
あのゴールはクロスを上げたのも見事だし、胸トラップからゴール枠をとらえるシュート技術の高さに、さすが世界トップクラスと唸らされるものがあった。
大会MVPはアルゼンチンのメッシとなったが、批判の方が多いようだ。スポンサーがらみのデキレースじゃないのかという記事もあったりして、受け取った本人もあまり嬉しくない様子だった。
ちなみにベスト8のあたりでサッカーにあまり興味のない友人から、「優勝はどこ?」と聞かれて、「オランダかブラジル」と答えたが、どちらも準決勝で負けてしまうところは、安定の予想外しっぷり。
ミック・ジャガーが応援すると負けると言われ、ブラジルに非難されているのを見ると心が痛む。
あと、テレビ中継を観ていて印象に残ったのが、子供のサポーターが本気で自分の国を応援し、負けていると泣いてしまっているシーン。
時々、サッカーやプロ野球を観戦しに行ったりするのだが、最近は途中で飽きてゲームをやり出したり(これはまだ迷惑じゃないからマシ)、スタンドを走り回ったりする子供(親が最悪)を見かけ、まあワールドカップと普段の観戦は別物だと思うが、負けて泣いている子供は日本では観たことがない。
大声で怒鳴っているおっさんはたまに見かけるが。
客離れが進んでいるスポーツ界でお客さんは神様なのかもしれないが、こういうマナーの悪さというか、そういう部分は直して貰いたいと願っている。
ともあれ、ワールドカップも終了。日本代表はおそらく出場枠が減る次の大会に向け、試練の時。
鹿島にも試練が待っている。Jリーグモードに切り替えて、応援の準備をしたい。