ガンダム(ファースト)におけるアムロへのムチャ振りをサッカーに置き換えると
時間に余裕が出来たので、ガンダムを1話から楽しみながら観ている。
ガンダムはファースト以降を観ていなくて、また、再放送もしっかり観たことがなかったので話の流れなんかを詳しく覚えてなかった。
改めて見直してみると(現在25話くらい)、当たり前だが、サイド7を出発してからのストーリーがちゃんとある。
リアルタイムで観ていた頃はモビルスーツにしか興味がいってなかったので、そういった背景にはあまり目がいってなかったのだね。
で、話をちゃんと観るにつれ、アムロへのあまりのムチャ振りに、思わず笑ってしまった。
新型モビルスーツ(ガンダム)をマニュアル読んだだけで操縦出来るアムロの天才ぶりはさておき、セイラさんの「アムロなら出来るわ」のひとことでなんでも片づけられてしまう信頼感(?)は、サッカー界でいうならメッシ級の扱い。
戦闘しながら空中換装(コアファイターで出撃しているところに、ガンダムパーツを射出、あるいはガンペリーから投下して合体)なんて、ロングボールを敵陣に放り込んで、後はなんとかしてくれというようなもの。
更にはマ・クベが打ち上げた水爆ミサイルを、杜撰な設計図のデータだけを送り、「点線のところで叩き切ればいい」と言ってのけるブライト。
これはもはや、相手DFとGKの特徴をテキトーに伝えて、「相手からボールを奪ってゴールに叩き込めばいい」と言っているのと同じ。
それでも全部やってしまうのがアムロの凄いところ。だってニュータイプだもの。
ダヴィだったらミサイルドカン、ガンダムは破壊されまくりだよ。
ダヴィの信頼感はカイのガンキャノンや、ハヤトのガンタンククラスだものね。いっつも、「うわぁー」って悲鳴あげてる気がする。
アムロの操縦するガンダムクラスのFWが、鹿島にも現れないかなと、ムチャ振りを楽しみながら、ふと思ってしまった。
赤いユニフォームが共通しているのでシャアでもいいのだが、3倍の速度で動くヤツにちゃんとパス出せるかが疑問なので、やっぱりアムロの方がいいかもね。