2014第29節神戸(アウェー)戦
行きたいのに行けずにスカパー観戦となったアウェー神戸戦。行けなくて良かったのか?
実況・解説の耳に馴染まないお喋りが気になって誰かと思って調べたら解説・上田滋夢。知らないおじさんだった。ついていっちゃいけない人だ。(有名な人だったらごめんなさい)。
二人はさかんに「激しい試合ですね」と褒め湛えていたが、そう見えたのか。そう見える人もいるのか。
自分の目にはただただ緊張感のない、特に鹿島にとっては本当に優勝を目指す気があるのかと疑うことしか出来ない凡戦に映った。
あ、優勝はもう(おこがましいので)口にしちゃいけないんだったか。
怪我のダヴィに代わってトップには赤崎が普通に起用されたが、豊川も一緒に起用されたのにはちょっとびっくり。
テレビ画面上では2トップに近い形でやっていたように見えたが、そのあたりの取り決めがどうなっていたのかはわからない。
赤崎は相変わらずシュートが下手で、途中からまったくボールにも絡めなくなっていたが、密かに期待していた豊川も、少なくとも2つあった決定機のどちらも外した。
土居もトップ下で活きていた長所が消え去り、ほとんど効果的な動きがなく、1本惜しいシュートを打っただけの印象しか残っていない。
小笠原は絶好調時のゾーンを抜けてしまった様子で、明らかにフィジカル面で下降状態。サカつくとかのゲームだったら青い顔で冷や汗が流れている状態で、歳相応の動きしか出来ない。プレースキックの精度もまちまち。
曽ヶ端の調子もまだ戻っていない。神戸の矛先の緩やかさに助けられたが、枠に飛ぶ鋭いシュート1本で仕留められそうな、頼りない小鹿のような雰囲気を醸し出している。
カイオもスタメンを外されて気持ちも切れたのか、いまひとつなプレーばかり。中村は短時間の方が合うので気持ちは見えたがボールが集まらず。
そして、問題のジョルジ・ワグネル。ついに小笠原にキレられた。
終盤、左足のキッカーにとっては絶好の角度・距離で得たFKを、ジョルジは当然のように蹴ろうと近寄ったのだが、さして高い精度のボールを蹴っていたわけでもない小笠原がキレながら突き飛ばして退け、自分で蹴った。
あの位置で蹴らせて貰えない。ピッチの王様がダメ出しをした。そういうふうに見るとゲーム中でもジョルジにボールは集まらず、やはり攻守にバランスが悪くなって、逆に神戸に押し込まれるようになった。
信頼しているのはもはやセレーゾ一人なのでは?というふうに見えたが真相はいかに。もうそろそろ見切り時じゃないのか。勝ち点獲得に貢献したプレーは今までひとつもない。
なんだか締まりのないぼやっとした印象の試合の中で、昌子は集中してやれていた。怪我の具合も良くなってきているのかなと、その点は少し上向き材料。
柴崎は周りに不調な選手が多く、苦労が絶えなさそうだった。
今季、最終的にどの順位にいるかはわからないが、とにかく次の浦和戦だけは勝って貰いたい。少なくとも画面越しにでも伝わるような集中力は見せて欲しいものだ。
(以下、個人的まとめ)
【2014第29節10/22(水)】(ノエビアスタジアム19:04KickOff鹿島/9,375人/屋内)
【スコア】神戸 0-0 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 10-14)
【主審】今村義郎(主審)、数原武志、小椋剛
【得点】
なし
【警告】
(鹿)なし
(神)増川2(後16分)、マルキーニョス3(後32分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 植田 昌子 山本
MF 柴崎 c小笠原 遠藤→80ジョルジ・ワグネル 土居 豊川→74カイオ
FW 赤崎→75中村
【サブ】佐藤 青木 梅鉢 ジョルジ・ワグネル 本山 中村 カイオ
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】-