ガンバがナビスコ優勝、年間三冠に可能性を残す

鹿島しか成し遂げていない年間三冠を、ガンバに達成して欲しくない邪な一心で広島を応援していたのだが、2点のリードを守り切れずに逆転された。


「サッカーで2点のリードは危ない」と良く言われるがホントのところ、2点あったらたいてい逃げ切れるか、悪くても90分で引き分け止まり。逆転された時の印象が強いからそう思うだけ。


しかし、2点取ってからの広島は腰が引け過ぎて、ガンバにいいようにやられていた。あれだけ攻められたら持ちこたえられないよね。リーグ制覇した時の気迫・集中力が見えなかった。


リーグ戦の方は浦和にそのまま逃げ切られるのもなんだか癪だし、鹿島が逆転するにはちょっと遠いし、ガンバが逆転するならそれもアリかと考えていた。


天皇杯は組み合わせ的にガンバが相当有利だし、ガンバが優勝するとACLの枠がひとつ空いて4位まで出場出来る可能性もあるしな、と更に邪な考えもあって、だとすればナビスコは広島に優勝して貰いたいと思っていたのだが。


まあ、鹿島が全部獲れないからどうなったってしょうがない。これからのリーグ戦はフクザツな気持ちで観ることになるなあ・・。


それはさておき、後半戦のガンバの躍進はパトリックの補強が大きい。彼の特徴を最大限に活かせているガンバもチームとして成功と言えるが、的確な補強を出来るフロントの仕事も大きい。


ジャイールで失敗した挙句にジョルジ・ワグネルを慌てて連れて来た鹿島とは大違い。冷静に振り返れば、ジョルジが加入してから、彼だけのせいでないものの、一気に失速してしまった感は否めない。


それともガンバならジョルジやジャイールでさえも使いこなしてしまうのだろうか。少なくともダヴィくらいなら効果的に活かしてきそうな気もするが・・。


「鹿島のワントップ」という形は、鹿島にとってもダヴィにとっても最大値を引き出しているようには、ついぞ見えなかった。


来季、ダヴィは開幕に間に合わない可能性が高く、2シーズン制になるなら少しの出遅れも許されなくなり、やはりFWの補強は最優先事項と考える。今から動いても遅いくらい。


今度こそ「当たり」の外国人を加入させて欲しいなあ。

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