鹿島の立ち位置をおさらい
鹿島の優勝の可能性はここにきても、まだ数字上は残している。
残り2試合で優勝の可能性があるのは4位鳥栖まで。
首位浦和、勝ち点61(+21)、残り対戦、鳥栖(A)、名古屋(H)。
2位ガンバ大阪、勝ち点59(+26)、同、神戸(H)、徳島(A)。
3位鹿島、勝ち点57(+23)、同、セレッソ大阪(A)、鳥栖(H)。
4位鳥栖、勝ち点56(+7)、同、浦和(H)、鹿島(A)。
勝ち点では当然首位浦和が優位だが、ガンバは上位に絡まない2チームと対戦。特に最終節に徳島を残している点が大きい。
徳島も万一、先制でもすれば必死で守るかもしれないが、1点取られてしまうと後はサンドバッグ状態になる可能性も充分。
神戸も一時期の勢いが完全になくなっていて、ガンバの勝ち点を削れるようには思えず、望みがあるとすれば、天皇杯を水曜に行うガンバの足が止まることくらい。
得失点差を考えると、鹿島がガンバを上回るには神戸が勝たないと厳しい。
浦和は鳥栖戦を勝てるかがカギ。鳥栖もまだ優勝の可能性があるだけに勿論ガチ。逆に勝てば振り切って逃げ切り濃厚、鹿島以下優勝の目はなくなる。(ガンバ負けなら優勝決定)。
鳥栖は連勝して後は名古屋と、神戸・徳島頼りになるので、上にも書いたように徳島のところで分が悪い。
鹿島には、正直、優勝のチャンスは巡って来ないと個人的に思っていたが、こうしてみると次節次第ではラストチャンスがあるかもしれない。
鹿島は連勝が最低条件で(絶対条件ではない)、これは3位以上確定でもあるが、よもや連敗すれば最悪5位まであり、「天皇杯ガンバ優勝のおこぼれACLの4位」をも逃す昨シーズンのニの舞になってしまうこともある。それだけは避けたい。
消化試合はない。あと2つ全力でいきたい。
「奇跡」という言葉を使える日が来るのかどうか。
まあ、浦和以外が優勝したら、メディアはどこのチームであれ使うだろうが。
ちなみに累積3枚は昌子、中村、カイオ。3人はカードにも注意してやって貰いたい。