ダークな念は通じず
心の悪魔が「120分やってボロボロになってからガンバ負けちゃえ」と囁いていた。
リーグ戦では自力だけではなく、他力を目一杯アテにしなければならないうえ、ガンバ三冠阻止のためにも天皇杯準決勝ガンバVS清水、清水には頑張って貰わねばならなかった。
使えるものは何でも使えが身上。クーポン券でもガッツリ使う派なので、こういう時に清水を応援するのに何の躊躇いもない。
ガンバの足を最大限引っ張ってよとダークな念を送っていたのだが、残留が至上命題の清水はメンバー落ち。
いきなり2点献上してから追いついたあたりは美味しい展開だぞ、とほくそ笑んだものの、パトリックにヘディングを決められ2-3となったところで流れが決まった感があった。
一旦追いつかれてからはガンバのスイッチも入り、油断がなくなったように見えた。
というか、清水GK櫛引のデキが悪過ぎた。
宇佐美のは単にファンブルで、パトリックのは中途半端な飛び出しから。その前からDFとの息が合わずに右往左往していたので危ないと思っていたのだが案の定。CKからのも宇佐美のループも、中途半端なポジショニング。
結果、2-5と大敗し、これでは恰好の練習試合になったうえに、勝った勢いだけついちゃった感じだ。常にリードしてたからガンバ側の疲労もそれほどでもない。
<S>二兎を追う者は一兎をも得ずの、お手本のような試合だった。(ん? 違った。逆か)。</s>(訂正:読み返してみれば、どっちにも当てはまらない表現でした。間違いですね。削除します。すいません。秘書がやったことです)。
あとは中2日のアドバンテージを神戸が活かしてくれるかどうかだが・・首位を伺っていた頃のデキとは随分差があるからね。特に目標がない、ザ・中間順位のモチベーションで、ガンバから勝ち点を奪えるのか。
週末は再びダークエネルギーを万博に送りつつ、鹿島はしっかりと勝ち点を獲得したい。(そういや、こっちも関西だったね)。