2014第32節川崎(ホーム)戦

今シーズン中断明けは良くない傾向にあったが、中盤の速いパス回しから遠藤のシュートで先制、後半立ち上がりオフサイド微妙ながら赤崎が追加点を挙げて2-0。


最後はセットプレーで余計な1点を取られたものの、何とか逃げ切って2-1勝利を収めた。この時期の勝ち点3はそれだけで貴重。


この日は立ち上がりから鹿島が押していた・・というよりも川崎のミスが多く、中村憲、小林といった核の選手を2枚も欠いて、流動的と言えば聞こえはいいものの、攻守において噛み合わないちぐはぐさを感じた。


何度もシステムを変えて試行錯誤を繰り返し、いっとき川崎ペースの時間帯にはなったものの、鹿島も守備面ではやれていたように見える。


ただ、小笠原がルイス・アルベルトに交代してからはラインも下がり、守備もルーズになってグダグダな印象を残した。決めるべきところも決められず、やはりピッチ内に闘将がいないと緊張感を欠いてしまうのか。


前半も何度か決定機をフイにしていたし、もっと大差をつけて勝つ機会はあった。まあ、いつものことだが。


後半アディショナルタイムは珍しくコーナー付近で時間を使っていたが、ガッチリキープして相手の心を折るくらいの力強さがなかったのが不安。


ルイス・アルベルトは久々で気持ちが先走り過ぎ、そのためにバランスを崩していたようだが、チームが勝ち切れたことはツキという面では救い。ジョルジとは違って。


小笠原は体調が万全ではなく大事を取ってとのことらしいが、次はルイスももう少しコンディションを上げてくれるだろう。


赤崎は散々このブログでも書いて批判していた、前線からの追い回しをやれていた。やれば出来るではないか。


相変わらずポストプレーはいまいちだったが、前線からプレスをかけることで後ろも楽になったし、味方のチャンスも増えた。


ゴールシーンはオフサイドか微妙で、旗を上げられていてもおかしくない感じだった。しかし、あのボールをあの形で貰ったら、さすがに枠内に飛ばしてくれないと困るし、それはしっかり決めてくれて良かった。


遠藤は結局、先制の1本だけだったが、本人も得意な形。キレは良さそうだったし、残り2試合上向きの状態でフィニッシュ出来るかも。


カイオも序盤ドリブルにリズムがあり、今日はやってくれるかと思ったが、後半消えた。悪いと思った時は活躍したりするので何とも読めない(自分の見る目がないだけかも)。


土居は時々、華麗なプレーで驚かせてくれたが、そのひとつ上は見せられなかった。もう一歩。


西の状態はいよいよマックス。このプレーを置き土産に出て行ってしまうなら、仕方ないなあと思わせるくらいのデキ。


柴崎、昌子も代表帰りでも大きく調子を崩したようでもなく、無難にやれていた。青木も頑張れていた。次は植田になってしまうのだろうが。


終盤、色々と不安材料を残したものの、3位をキープし、上も視界に捉えた。残り2試合、何とかいい形で終わらせたい。


(以下、個人的まとめ)

【2014第32節11/22(土)】(カシマスタジアム14:04KickOff鹿島/20,261人/晴)

【スコア】鹿島 2-1 川崎 (前1-0 後1-1) (S 17-12)

【主審】木村博之(主審)、八木あかね、山際将史

【得点】

(鹿)前45分 柴崎→遠藤 10左

(鹿)後08分 西↑赤崎 3H

(川)後45+1分 FK レナト 6左

【警告】

(鹿)ルイス・アルベルト1(後31分)、遠藤1(後40分)

(川)稲本1(後39分)、登里4(後45+2分)、安1(後45+3分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 西 青木 昌子 山本

MF 柴崎c c小笠原→59ルイス・アルベルト 遠藤 カイオ→87本山 土居

FW 赤崎→74中村

【サブ】佐藤 山村 梅鉢 ジョルジ・ワグネル 本山 中村 カイオ

【監督】トニーニョ・セレーゾ

【MyMVP】遠藤

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