移籍・退団の噂を含めてのまとめ
今のところ抜けたのが引退した中田と、随分前に発表されている宮内龍汰の契約満了。
他ではルイス・アルベルトが退団の方向という噂。
起用方法なのか、年俸や諸々の事情なのかわからないが、個人的には戦力としてアテにしていたので抜けるとなると痛い。
計算外れの「昔活躍した外国人」を連れて来るよりも、連携面で上積みが見込めるぶん、充分戦力になると思うのだが。
補強に関して報道されているところでは、セレッソの左サイドバック丸橋にオファー、鳥栖のGK林、徳島のFW高崎の獲得を検討しているとか。
林は即戦力であり、確かに加入してくれるとなればかなりのプラスにはなるが、鳥栖での正GKの座を捨ててまで来てくれるかどうか。
昔々に鹿島が獲得を検討していたことがあったような遠い記憶があるが、その時には縁がなく、今回も果たしてどうだろう。
また、海外志向も強いと聞き及び、獲得に成功したとしても曽ヶ端の後継としては、かえって抜けられてキツいことになる気がする。
丸橋はぱっと観た印象では伊東を育てた方がいいという気持ちが強く、あまり乗り気ではない。
高崎は加入すれば選択肢が増えるぶんプラスには働きそうだが、岡本のようになる可能性もありそう。
逆にこちらにオファーが出されているのは山村にJ2千葉から。
出場機会がなく移籍を検討しているだろう山村だが、J2に移籍してまで出場機会を求めるかどうか。来季はACLもあり、間違いなく出場機会は増えるはずなので、せめてもう1年は鹿島に残って勝負して貰いたいところだが。
柴崎には2018年までの契約延長提示がなされたらしく、本人のコメントを見ても前向きのようなので、こちらはひと安心。
ベストヤングプレーヤーに選ばれたカイオにも、是非とも長期契約を結んでおいて欲しい。
ジョルジ・ワグネルは当然要らないと思われるが、まさかの契約延長があるのだろうか。
ダヴィに関しては正直、冷たいと言われるかもわからないが、高く売れるなら売ってしまっても・・という思いがある。怪我うんぬんよりも、いくらやっても鹿島ではこれ以上のパフォーマンスを発揮出来るように思えず、ガンバのように攻撃に専念出来るチームに行った方がお互いプラスのような気も。
他で抜けられて困るのは西。去年のことがあるので、出て行ってしまったとしても仕方なさそうだが。
前野も個人的に評価が高い選手なのだが、山本の安定感はハンパなく、移籍した方が本人のためかもしれない。
古くは石川、石神、パク・チュホと、なんだか鹿島の左サイドバックは有能な選手が抜けて行っているような気がするが。
本山は年俸と保有枠次第だろうが、もう一年くらいやってくれそう。
どういう戦力で来季を迎えることになるかわからないが、しっかり闘える態勢は整えておきたいところだ。