2015(1)第7節神戸(ホーム)戦
曽ヶ端の自爆と、またしても勝敗を左右するミスジャッジに得点を消されて、計算上勝ち試合が負け試合になった。
7節で既に2回目のゴールにかかわるミスジャッジ(ひとつめは清水戦のハンド見逃し→のちに誤審と認められた)で、しかも両方金崎のシュート。
テレビ画面で観ていてもわかるくらい完全に入っていた。シュートのタイミングでも既に入っていたし、クリアボールがGKに当たって跳ね返ったのも入っていた。
DFの態勢を見ればラインの後ろで倒れながらのクリアで、その選手の上をボールがコロコロ転がったのだから、すぐにわかりそうなものだが。
こちらに有利に働いた遠藤のノーゴールがゴールと判定されたものを含めると、鹿島戦だけで3つの明らかなミス。
ゴールラインテクノロジーを設置するお金がないのだったら、ゴールだけを判定する第5第6の審判をゴールの脇に置けばいいのじゃないかな。人員が足りないなら審判員の研修生的な立場の人を雇えばいいのでは?
飯田淳平の名前を見た時に嫌な気しかしなかったが、やっぱりこうなった。
2シーズン制になり、ただでさえ1試合の重みが増しているのに、2つも勝ちを消されてしまっては優勝なんて無理。
もっとも、それを覆すだけの力が鹿島にないのも事実だが。
曽ヶ端の大ポカは、局地的に言えば5対2くらいの人数差だったのにモロカブりのうえ、中途半端なパンチングが、突っ立っていた相手選手の足元にこれ以上ない絶好のアシストパス。声を出せばなんてことない場面だったのにまさしく自滅。
1失点目についてもDF陣の集中力の欠如から。
采配も足を引っ張った。
前半、攻めどころがなかったのも確かだが、バランス良く機能していたところを、後半頭から青木を小笠原にチェンジ。
ACLでたまたまうまくいったのに味をしめたのだろうが、投入するならもっと状況を見てからと思っていたのだが・・。
中盤のバランスが急に崩れて後ろがバラバラになって即座に失点。肝心の小笠原自体、パスミスも多く、守備でも後追いになってプレスも効かない。
これで完全に後手に回り、伊東と高崎の投入はまずまず正解だったかもしれないが、先制された展開を覆すことは出来なかった。
遠藤も全てのパス・シュートの精度が悪く、カイオもどっこいどっこいでこのへんは誰か代わりに入れる選手はいなかったのか。
柴崎のプレースキックもまったくいいところなし。
金崎は判定に振り回されて、最後は2枚目のイエローで退場。画面には映っていなかったのでどういう状況だったのかわからないが、あれだけヒートアップしてしまっては収まらないね。
まあ、次節休めて、甲府戦で実戦をこなし、大事なACL予選最終節に臨めると思えばかえって良かったか。
このあと浦和とガンバが負ければ辛うじて優勝争いには踏み止まれる気はするが、なんにせよ、後味の悪い試合になったな。
(以下、個人的まとめ)
【2015第7節4/25(土)】(カシマスタジアム14:04KickOff鹿島/12,275人/晴)
【スコア】鹿島 1-2 神戸 (前0-0 後1-2) (S 11-10)
【主審】飯田淳平(主審)、山口博司、川崎秋仁
【得点】
(神)後04分 マルキーニョス→小川 3左
(鹿)後26分 高崎→柴崎 2左
(鹿)後32分 田中 1右
【警告】
(鹿)山本2(前38分)、小笠原1(後6分)、金崎(後19分、後45+4分)
(神)チョンウヨン3(前28分)、相馬1(後2分)
【退場】
(鹿)金崎(後45+4分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 昌子 ファンソッコ 山本→56伊東
MF c柴崎 青木→46小笠原 遠藤 カイオ→70高崎 土居
FW 金崎
【サブ】佐藤 植田 伊東 中村 小笠原 高崎 豊川
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】-