2015(1)第9節甲府(ホーム)戦
「まほうの消しゴム~、フ、フ、フ(cv水○わさび)」
「このアイテムは失敗しちゃった出来事を消してしまって、なかったことにしてくれるんだよ」
・・という便利アイテムはない。ならば。
「仕方ないなあ、のびとらーずくんは。だったら、きょうかいのヤミのちから~、フッフッフッ(笑い方がちょっぴりブラックな感じに)」
「このアイテムを使うと、お偉いさんが、けんりょくというマジックパワーを使って、試合をもう一回最初からやり直させてくれるんだよ」
・・というアイテムもないが、あったとしてもし使用したら、全サポーターの反感どころではない非難を浴びるので使用は出来ない。
ということを考えてしまうほど、良かったことがひとつもない酷い試合だった。もはや試合と呼びたくないレベル。(注:甲府にとっては嬉しい出来事だろう)。
何から言っていいのかわからないが、いつも通りに書いていくと、序盤で無駄に文章量を使ってしまったのでかなりの長文になってしまう。というわけで今回は箇条書きにて。駆け足のよーい。
・中途半端なターンオーバーを敢行。戦力を落とすとこうなるのは目に見えてわかっていたので、思い切って柴崎、山本、カイオも休ませるべきだった。そして、0-0で引っ張ってしまった後半勝負どころでカードを切るか、勝っていればそのまま温存出来た。負けた時はそれはそれで休ませられた。
・ターンオーバー自体はやるべきだったと思うが、やり方にセンスを感じないのはアンチセレーゾだからだろうか。
・カイオを無理使いした以上、チャンスは決めて欲しかった。3~5本くらいはあったはず。先制出来なかったことが第一の敗因で直接の敗因。
・植田の怪我が想定外。急遽入った山村が攻守においてダメダメだった。セレーゾが使わないのがわかった気がした。第二の敗因。
・失点シーンは解説も言っていたように、何故寄せられないのか。山村はボランチ向きと思うが、それであってもユルい。攻撃でのヘッドも丁寧に行き過ぎて、キーパーのパスとなっている。
・中村はポストの跳ね返りは決めてこそ。せめて枠内。杉本も囲まれて潰され、最後の方に2本くらいシュートは打てたがまだまだ厳しい。
・高崎に器用なポストプレーが出来ないことはもうわかっているはず。失点シーンも不用意なヘッドの折り返しが相手ボールになったもの。もう使うなら中央に固定で、壁として使う以外ない気がする。
・小笠原は途中から入ると、しばらくの間チーム全体のバランスが崩れる。梅鉢とのプレースタイルぶりに落差があり過ぎるためかと思うが、このくらいのパフォーマンスだとすれば、世代交代を推し進める方がいい。居ない間の方が勝ってなかったか?(注:個人的には小笠原のファン)。第三の敗因。
・失礼ながら湘南、清水、甲府に負けるとは。清水は審判のアレがあったとはいえ、残りは自滅。先制されてからは甲府がノビノビとやってたね。
・主審が試合途中で交代するとは何事か。体調を整えてきなさい。遊びじゃないんだから。
・青木のデキがいい。しかし、顔面にハイキックを喰らって流血。植田に続いて2人目。最後まで出場したが、ACLでは小笠原より青木を使いたいと思わせた。
・ファーストステージは事実上終戦。個人的には6月のガンバ戦に行く気が80パーセントくらい消えた。観客増のために捻り出した2ステージ制だろうが、こうやって消化試合が増えることによって行かない気になる人も多いのではないかな。
・全てを帳消しにするために何がなんでもACLを取るべき。死力を尽くして戦うしかない。
と、こんなところで。ジネイの件はまた明日。こういう時はフテ寝に限るね。
(以下、個人的まとめ)
【2015第9節5/2(土)】(カシマスタジアム15:03KickOff鹿島/15,340人/晴)
【スコア】鹿島 0-1 甲府 (前0-0 後0-1) (S 14-12)
【主審】クリストファー・ピース(主審→途中から三上正太郎)、唐紙学志、塚越由貴
【得点】
(甲)後02分 阿部拓↑伊藤 1右
【警告】
(鹿)梅鉢2(前29分)、青木2(後41分)
(甲)阿部翔2(前32分)、橋爪1(後8分)、稲垣(後40分、後45+6分)、山本2(後45+2分)
【退場】
(甲)稲垣(後45+6分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 伊東 植田→22山村 青木 山本
MF c柴崎 梅鉢→46小笠原 杉本→60豊川 カイオ 中村
FW 高崎
【サブ】佐藤 鈴木 山村 豊川 小笠原 土居 赤崎
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】-