2015(1)第10節ガンバ大阪(アウェー)戦
ジネイが不出場、GKが佐藤の時点で結果はこんなものか。
解説は互角と言っていたが鹿島のシュートは入る可能性の低い遠めからのものばかりで、得点チャンスはなかった。
先制点はガンバ。
佐藤は安定してやらかしてくれる。珍しくFKに対して飛び出して行ったかと思えば、パンチングがちょうど今野の足元に。ダイレクトで合わされて無人のゴールにすっぽり。
ボクシングマンガで、初心者が「わーっ」って言いながらパンチを繰り出してカウンターを喰らい、一撃でノックアウトされるシーンを彷彿とさせる。もはや笑うとこか、ここ。
曽ヶ端と高崎のコンビプレーでやらかした神戸戦よりも、ソロプレーだったぶん佐藤はレベルが高い。あのエリアで敵は今野一人だったのにその足元にピタリだから。
ただでさえ勝ち目の薄いなか、先に点を取られては難しい。
2失点目のPK判定は西のクリアはボールに行ってるし、そこに宇佐美が突っ込んで来たのだから厳しい判定に思えるが・・。
あれでオッケーなら、とにかく攻める側は突っ込んで当たりに行けばPK貰えるってことになるような気がする。
ちなみにカウンターから宇佐美が潰してイエローのシーンは流して欲しかった。
このPKは遠藤(ガンバ)が子供をあしらうように、佐藤の逆を取って簡単にゴール。
2点差になってからガンバはセーフティにプレーし、鹿島が攻め込む機会は増えたが、相変わらず決定機を決め切れずに無得点。
柴崎のフリーや、カウンターから金崎、右に二人余りながら無理に打ってクリアなど。
鹿島の練習を見たことないのでわからないが、もしかしてこのくらいの決定力で練習試合してて、GKが佐藤クラスでも楽々セーブ出来るとか? それでセレーゾも「コイツはデキる」と勘違いしちゃってんじゃないだろうか。
2点取られてから佐藤は枠内のシュートを2本も!止め(多分)、パトリックとの1対1を止めたりしたが、ゲームが決まった後だからなんとも。
セレーゾの迷采配は依然として続いており、開幕から上積みゼロどころか、より混沌としてきている。どういう方向を目指しているのかさっぱりわからない。
赤崎は何にも出来ず、昌子の左サイドは守備専、土居も組み立てられず、カイオも伸びシロなし。金崎は空回っている。
収穫が何もない試合だったね。
(以下、個人的まとめ)
【2015第10節6/3(水)】(万博記念競技場19:03KickOffG大阪/13,110人/晴時々曇)
【スコア】G大阪 2-0 鹿島 (前1-0 後1-0) (S 12-9)
【主審】吉田寿光(主審)、名木利幸、田中利幸
【得点】
(G)前41分 今野 2右
(G)後07分 PK遠藤 2右
【警告】
(鹿)カイオ2(後12分)
(G)宇佐美1(後14分)、パトリック2(後45+1分)
【出場】
GK 佐藤
DF 西 植田→61伊東 青木 昌子
MF c柴崎 小笠原 金崎 カイオ→65高崎 土居
FW 赤崎→55遠藤
【サブ】曽ヶ端 ファンソッコ 伊東 中村 遠藤 梅鉢 高崎
【監督】トニーニョ・セレーゾ
【MyMVP】-