2015(2)第11節甲府(アウェー)戦
勝った気がしないくらい苦しい勝利。確か去年もアウェー甲府戦は、柴崎のオープニングゴールだけだったか。相性なのか、とにかく1-0でも勝てて良かった。
甲府GK河田の当たり日なのか、鹿島が乗せてしまったのか、いったい何本の決定機を防がれたのか。少なくとも3本。細かいのを入れると5本以上は防がれている。いつもこのくらいのパフォーマンスだったら代表クラスだ。
柴崎のFKは蹴った瞬間に入ったと思ったが・・。その後の金崎のシュートはDFに当ててしまい、これはお約束っぽくなっているのが心配。
遠藤、カイオも枠に当てるし、ダヴィ、山本の決定機もファインセーブ。終了間際の鈴木優のドフリーでのシュートも悪くなかったように見えたが、これも触られた。
普通こういう展開だとどこかで失点して追いつかれてしまうが、何とか逃げ切れた。バックパスを奪われてゴール前に迫られたのが一番危ない場面だったが、あのパターンは今シーズン何回もやらかしている形なので、集中してやって欲しい。
唯一のゴールは、いつもながらカメラワークがフラフラし過ぎて出だしがわからなかったが、右サイドのスローインから。
遠藤が中に切れ込んで上げた鋭いセンタリングを、金崎がうまく合わせてゴール左に流し込んだ。頭を振り過ぎて外してしまうこともよくあるが、今回は綺麗に決まった。
金崎は前線で単独突破も出来るし、シュートにもパワーがある。もう一枚単独突破出来る駒があれば更に脅威は増すのだが。
2トップの相方はまさかのダヴィ。ここで投入するとはまったくの想定外だったが、どうやら赤崎が怪我(疲労?)の模様。
ダヴィは高さで競り勝つなど復調の兆しは見せたが、ポストプレーが全然ダメで、パスの方向といい強さといいデタラメ。ちょっと厳しい感じがする。
途中交代の鈴木優は決定機を決めていればスタメンを奪えたかもしれなったが、相手を褒めるしかない。
カイオは前半終了間際の1対1が決まっていれば乗っていけたかもしれないが、紙一重か。絶好調時からはさすがに落ちたようで、いまひとつなデキな気はした。
引いて守る甲府相手で、両サイドと小笠原は自由にプレー出来ていた。復帰戦の柴崎もまずまずの仕上がり。
CB二人はバレー単体だったにもかかわらず、なんだかシャットアウトした雰囲気がなく、イエローも仲良く貰うなど若干の不安を残す。
全体的に引き締まった内容でなかったが、まず勝ち点3が最大の目標だったので、そこをクリア出来たのは大きい。前節の負けの流れを止められた。
累積出場停止もなく、次節、セカンドステージ3つめの山、浦和戦を迎えられる。次も勝って、一気に駆け抜けよう。
(以下、個人的まとめ)
【2015(2)第11節9/19(土)】(中銀スタジアム17:04KickOff甲府/12,131人/晴のち曇り)
【スコア】甲府 0-1 鹿島 (前0-0 後0-0) (S 5-19)
【主審】池内明彦(主審)、前之園晴廣、堀越雅弘
【得点】
(鹿)後16分 遠藤↑金崎 7H
【警告】
(鹿)ファンソッコ2(前26分)、青木1(前45+1分)
(甲)阿部2(前32分)、松橋2(後23分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 ファンソッコ 青木 山本
MF 柴崎 c小笠原 遠藤 カイオ→80鈴木優
FW ダヴィ→73土居 金崎
【サブ】佐藤 植田 山村 本山 梅鉢 土居 鈴木優
【監督】石井正忠
【MyMVP】金崎