2015(2)第12節浦和(ホーム)戦
せめて引き分けだったらナイスゲームと言っていいかもしれないが、何本もの決定機を決められず、曽ヶ端のポロリで逆転負けでは話にならない。浦和側からすればこれ以上ないゲームだったろうが。
終わってみればGKの差がクッキリと浮き出た試合だった。今の鹿島に曽ヶ端より上の選手がいないから仕方ないが、味方と競ってこぼしたボールを相手FWの足元にアシストは何本目か。
個人的に痛いと思ったのは、後半左FKからの金崎ヘッドがバー直撃したところ。あそこを決めていればゲームは獲れた気がする。金崎はこれ以外にもかなりチャンスはあった。
ただ、金崎が前線にいなかったら攻撃はまったく成立していなかっただろうし、ボールの貰い方、収め方、突破力といい充分合格点。ゴールがあれば文句なしのMVPだった。
もうひとつ、ダヴィのゼロ角度からのコロコロシュートが、無情にもラインのほんの内側を転がってアウトになったシーン。
この場面に限らず、ダヴィがシュートのうまい選手だったらもっと得点出来ていたいたはずだが、ダヴィの良さって何なんだろうと最近強く思う。決めて欲しい場面がいくつもあった。
交代も遅い。これまでは勝っていたので問題なかったが、枠を余したり、交代時間が遅くて手遅れだったりすると、どうしても監督の采配もクローズアップされる。
もっとも、ダヴィ、遠藤以外に下げる選手は見当たらなかったが・・。
これで浦和には直近(試合中の実況によれば)5分5敗から、上乗せで6敗。勝てなさ過ぎる。ガンバにも歯が立たず、上位陣にしっかり負けるようではこの先厳しい。
ガンバ戦は柴崎不在と日程という要素もあったが、今日に限ってはベストメンバーで休養充分、むしろ相手が一枚欠けていたなかでの敗戦。情けない。
相手がもたついていた前半に、勝負を決めて欲しかった。今日の敗戦はショックだったし、失望も大きい。
聞いていないが、ヒーローインタビューで興梠に曽ヶ端がディスられたそうで。仕方なかろうもん。
セカンド首位の広島は順当に清水に大差勝ちし、得失点差では追いつけようがなく、実質勝ち点差4に開いた。年間順位で3位以上を目指すのも難しくなり、あとはセカンド優勝しかなくなった。
2シーズン制は反対の立場ながら、まだ可能性が残っているだけラッキーと思う他ない。
次節の神戸戦は久しぶりの観戦予定だが、それまでに気持ちを立て直せるか。チャンスは残っているので、諦めずにやって貰いたい。
はー。
(以下、個人的まとめ)
【2015(2)第12節9/26(土)】(カシマスタジアム15:04KickOff鹿島/29,030人/曇)
【スコア】鹿島 1-2 浦和 (前1-1 後1-1) (S 27-10)
【主審】西村雄一(主審)、大川直也、岡野宇弘
【得点】
(鹿)前03分 カイオ→遠藤 6左
(浦)前06分 宇賀神→高木 2右
(浦)後27分 興梠 10右
【警告】
(鹿)なし
(浦)なし
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 昌子 青木 山本
MF 柴崎 c小笠原 遠藤→86土居 カイオ
FW ダヴィ→鈴木優 金崎
【サブ】佐藤 植田 山村 中村 土居 赤崎 鈴木優
【監督】石井正忠
【MyMVP】-