2015(2)第13節神戸(アウェー)戦
ざっと録画で試合を見直してみた。バック側から観ていたので、中継画面とは逆になるのでなんだかヘンな感じだ。
スタジアムで観戦し、いつも早い時間で正確な記事をアップしているブロガーさんたちは凄いなと改めて感じている。
それはさておき、現地ではそんなにわからなかったが、テレビで観ると芝の状態は物凄く悪かった。選手たちも口を揃えて言っているので確かにそうなのだろう。どちらの選手もボールをうまく扱えていないようだった。
土居がいまひとつな印象を受けたのは、得意のドリブルを披露する機会があまりなく、持ち味を活かせていなかったからか。高さでも負けていたので、ロングボール主体の攻撃にも合っていなかった。ただ、テレビで観るとそれなりにいい面は出しており、このあたり印象が随分違う。
中村は途中出場よりスタメンの方が合っているように思う。交代するにしても、動きが悪くなるので下げ時がわかりやすい。
代わって入ったカイオは苦しい時間帯で決めてくれて助かった。録画で観てみると、結構難しいボレーシュートだった。
柴崎はシュートが決まらない・・。何度か決められそうな場面があったのだが。山本の得点のシーンはドンピシャ。あれだけ綺麗に決まっていたのに、向こう側だとホントに何が起こっているかわからないね。
しかし、プレースキックは昨日も書いたが、これ以外はいまひとつ。壁を超えないことが多く、あれは敢えてあの位置に蹴っていて、誰かが入ってくるのを想定しているのだろうか。今にして思えば、野沢のキックは当たり前のように蹴っていたが、相当にレベルが高かったのだなと思い知らされている。
新聞や本人の言葉では、良くなっているという話になっているが、個人的にはそこまでのレベルには全然いっていないように感じる。セットプレーからの得点は増えて来ているのでそうなのかもしれないが、怖さがあるかと言えばまだそこまでではない。求め過ぎなのかもだが。
小笠原、柴崎のボランチは安定していて、中盤でうまくボールを処理出来ていた。
ダヴィは体のキレが戻っていないから、で済ませていいのかどうか。ボールを受けて一人目をかわすところまでは何とかなっているが、二人目がフォローに来た場面でだいたい捕まる。あそこで味方を使えるようになれば相手も守りにくくなると思うのだが、そういう器用なことが出来る選手じゃないもので。
金崎は迫力があったが、やはり芝の悪さに苦戦していた模様。水曜のことを考えても、もう少し早めに下げても良かったくらい。
赤崎は最後のトラップミスにはガッカリ。ああいう足元のプレーはまだまだ。いっそのことあの位置からでもワンタッチで打った方が、赤崎の場合は決まりそうな気がするが。
応援は声が出ていた。勝っているからというのもあったかもしれないが、神戸を押していたと思う。神戸の応援は、一度ガンバの応援の「いてこませ」ってやつと同じリズムのやつがあったが、あれは共有しているのか、はたまた似て非なるものなのか。どうなのだろう。
試合後、神戸サポの人たちが、「もっと点を取られていてもおかしくなかったな」と、しみじみ語っていたが、鹿島からすればあと2点くらい取れていればもっと良かったが、それでも2-0は完全勝利と言っていい。
次は水曜にナビスコ準決勝。柴崎が出られないと聞いて、「なんで?」と本気で思ったが、代表のことをすっかり忘れていた。そうか出られないか。
策士ネルシーニョのことなので、このまま易々とやられてはくれないだろう。芝のいいスタジアムに変わることだし、それ相応の対策を用意しておいて貰いたい。
一応、この試合も調子に乗って観戦に行く予定です。
【2015(2)第13節10/3(土)】(ノエビアスタジアム15:03KickOff神戸/16,871人/晴)
【スコア】神戸 0-2 鹿島 (前0-1 後0-1) (S 5-12)
【主審】高山啓義(主審)、伊東知哉、戸田東吾
【得点】
(鹿)前25分 CK柴崎↑山本 3H
(鹿)後33分 カイオ 8左
【警告】
(鹿)なし
(神)北本1(前15分)、ブエノ2(後75分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 昌子 青木 山本
MF 柴崎 c小笠原 遠藤 中村→61カイオ
FW 土居→48ダヴィ 金崎→88赤崎
【サブ】佐藤 伊東 山村 カイオ ダヴィ 赤崎 鈴木優
【監督】石井正忠
【MyMVP】山本