京都サンガの新スタジアムが再びアユモドキ問題で着工先送り

金崎の加入発表がまだなので、脱線して鹿島以外の話で京都サンガの新スタジアム。


ガンバの新スタジアムの素晴らしさをひしひしと感じつつ、そう言えばサンガの新スタジアムはどうなってたっけ?と検索してみたら酷いことになっていた。


亀岡にスタジアムを建てると決定した直後から、天然記念物、国内希少野生動植物種のアユモドキが絶滅する恐れがあるとかで調査が入り、当初の予定から1年遅れの2016年4月に着工するとの発表があった。


ところがその調査が遅れているとかで、更に着工が遅れ、「最低」1年以上延期されるとのこと。


なんじゃそら。


そもそもの話になると、新スタジアムは色々あって京都市、城陽市、亀岡市の3案から最終的に委員会が亀岡に選定した。他の候補より10億円ほど工費が安いとうのが決め手だった記憶があるが、決定直後にアユモドキの問題がクローズアップされた。


選定する段階でそこが無視されていたことが大きな問題だし、その時にもそう書いたのだが、その後もゴリ押しで亀岡案を進めていることにも疑問を覚える。


工費が少し安かろうがこれだけモメて、調査調査となればその費用もかかるだろうし、「最低」1年以上と言っていることから、そうすんなりことが運ぶとは思えない。工費も154億円とか言われていて、最初120~130億円くらいと言ってなかったか?


だいたい、本気でアユモドキのことを思うなら、共生とかキレイゴトを言ってないで、そのままにしておいてあげるのが一番いいはず。即座に計画を白紙に戻して、この問題を踏まえたうえで再度3案及び、立候補があればそこも候補に入れて計画を練り直すべきだと思う。


進み出した以上は亀岡案で行くしかないというのはわかる気もするが、なんだか裏でよくない利権がうごめいているのかと訝ってしまう。


国立競技場のスタジアム問題もメディアに取り上げられてようやく重い腰を上げた感じだったし、どうしてこういう自治体が絡むヤツは諸々のことをおざなりにして進めて行くのかね。


正直、1年後に着工出来るとは思えず、計画自体が頓挫するんじゃないかと思っている。むしろその方がいいんでない?


まあ、京都サンガ自体もJ2でくすぶったままだし、スタジアムが出来なくても問題ないような気もするのがなんともかんとも。


返す返すもガンバのスタジアム建設は工費、工期、仕上がり具合も抜群で言うことなしだった。あれを見習えないものか。


スタジアムとは別口なのだが、サンガは資金力もあるのにいつまで経ってもJ1に復帰出来ず、このあたりも色々問題を抱えているのかなあと思ってしまう。


地元じゃなければどうでもいい話で片づけられるのだが、なんだjかすっきりしないなあ。

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