2016(1)第3節仙台(アウェー)戦
負けるべくして負けた試合。起用されて応えられない選手も悪いが、明らかに機能していなかった中村、赤崎を引っ張ってこの結果なのだから監督の責任。
ところで鹿島の試合時間は63分からだっけ?
中村は応援している選手だが、内容がなさ過ぎる。プレシーズンマッチからますます下降線を辿り、見せ場なし。
赤崎もまったくボールが収まらず、せめて駆け引きで裏へ抜け出してくれればいいが、ほとんどオフサイド。交代で入った土居が軽やかにボールを収めてつないでいるのを見ると、レベルの差が歴然。受け方も全然違う。仙台側の奥埜も収め方がうまかった。
これまでは金崎一人が奮闘してなんとかなっていたが、疲れが溜まっているのか精彩を欠き、さすがにカバーし切れず。前線の3人の息が1ミリも合っておらず、観ていても楽しくないし、得点の気配もなかった。
前半は枠内シュートゼロ、遠藤は個人的に枠に当てる天才だと思っているが、Jリーグ選手で枠に当てた本数のランキングを誰か集計してくれないだろうか。
ようやく本腰を入れて観戦出来るようになったのは土居、カイオが入ってからで、監督は何を期待してここまで待ったのだろう。下がった二人はスタメンでも微妙なデキなのに、後半からでも修正してこないとは打つ手が遅い。
ジネイはまたもや使われなかったが、コンディションが良くないのか。
柴崎も疲れが見え、後半は強引なパスを狙ってミスになる場面が増えた。それ自体はチャレンジ精神だしプラスに考えられるが、だったらゴール近くはパスではなくキーパーをブチ抜くくらいのシュートを打って欲しい。それから何度も言うが、プレースキックは封印した方がいい。SAY YES。
曽ヶ端も今季初失点で、あの場面はクロスを上げられたことと、山本が金久保をフリーにしてしまったことが原因の大半だが、クロスを上げられる前にコーチングする時間はなかっただろうか。あとはバックパスのつなぎに余裕がなく、まあ、失点もしたことだし、櫛引を使ってみては。
中村、赤崎も代えるタイミングが出来た。唯一の収穫はそれくらいで、次節もまだこのメンバーを使い続けるようなら、石井の手腕もセレーゾ並みに評価が落ちる。本当は勝ったまま、悪くても引き分けでメンバーチェンジしたかったのだが。
土居は怪我前の良かった時の状態に戻っているように思われ、スタメンでも大丈夫に見えた。
鹿島の決定的シーンはカイオがゴール前で受けてキーパーにセーブされたものくらいか。あれは決めて欲しかったな。
これまでの2勝が、相手に助けられてのものだということが証明されてしまったかな。
コーナーキックのこぼれ球にアウトサイドキックでダイレクトボレー、バー直撃弾(キーパーセーブになった)を打った西にオシャレポイント1。
基準はダイジェストで観たセレッソ大阪・柿谷の、ヒールキックシュート(得点)のオシャレポイント100。頑張って100点溜めましょう。
(以下、個人的まとめ)
【2016(1)第3節3/12(土)】(ユアテックスタジアム仙台14:02KickOff仙台/15,826人/曇)
【スコア】仙台 1-0 鹿島 (前1-0 後0-0) (S 11-13)
【主審】西村雄一(主審)、中井恒、穴井千雅
【得点】
(仙)前08分 ウイルソン↑金久保 1H
【警告】
(鹿)カイオ1(後27分)
(仙)石川1(後34分)、ハモンロペス1(後38分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 植田 昌子 山本
MF 柴崎 c小笠原 遠藤 中村→63土居
FW 赤崎→66カイオ 金崎→86鈴木
【サブ】櫛引 青木 鈴木 永木 カイオ 土居 ジネイ
【監督】石井正忠
【MyMVP】-