当たり前だがファーストステージ意外と勝っている

ファーストステージ16節を終えて鹿島の成績は11勝3分2敗。


ナビスコ予選でボコボコにされた記憶が鮮明なので、個人的には負けている印象が強かったが、実際勝てなかったのは敗戦が仙台(A)、柏(H)、引き分けが川崎(A)、大宮(A)、磐田(A)。


仙台との一戦はチャリティーマッチの色が濃い震災マッチで、勝敗に関してはやりにくい感じがあったことを思えば、やられたのは柏戦くらい。


あれは伊東対策がなくあっさりやられたことが一番の原因だが、土居のPK見逃しから流れが変わっての敗戦というふうにも言える。まあ、強がりとして。


もっとも、あれはあれで土居が成長し、浦和戦では倒されてもプレーを続行するようになったし、貴重な経験だったと思うことも出来る。


その柏に負けた以外は、ホームでは6勝1敗(柏)と強かったんだね。一時期はホームで勝てないとぼやかれまくっていたのに、大きな成長を遂げた・・と思うことにしよう。勿論、次が大事なのだが。


ここまで予想以上にやれたと思う反面、振り返れば引き分けのなかで一番痛かったのは大宮戦だった。15本もシュート打ってスコアレスドロー。あれは勝ちたい、勝たなければいけない試合だった。


次に流れ的に勝てた磐田。名波監督に「勝ち点1で痛かったのは鹿島の方」と言わしめたくらいで、引き分けというよりも負けたくらいのショックがあった。


それでも悪い流れを引きずることなく、最終節を前にいい位置につけられた。このチャンスは絶対に逃せない。


結局、何が言いたいかと言うと、ホントに負けられない。ホームで負けるわけにもいかないし、最下位の福岡相手とはいえ、川崎相手に引き分けたくらいだから気の抜ける相手ではない。


福岡が最下位でモチベーションが少ないかと言われれば、年間勝ち点で残留がかかっているので、そんなわけもない。


勝っているという嬉しいデータはデータとして、現実問題、対福岡のデータを調べ尽くして勝ち切って欲しいってことだ。


特にウェリントンの高さや、川崎戦で2得点と乗っている五輪世代の金森。キーパーも反応が良く、キックの精度も曽ヶ端と違って高いので、リスタートにも注意。


昌子がいないぶん、誰がリーダーシップを取るか明確にしておいて貰いたい。


今からこっちも緊張するな・・。

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