2016(1)第17節福岡(ホーム)戦、ファースト優勝

ファーストステージ優勝! おめでとう!


立ち上がりから最後まで粘り強く戦って来る福岡相手に、前半のうちに2点、後半は追加点を決めることは出来なかったが、無失点に抑えて危なげなく2-0勝利。


90分、集中力を切らすことなく戦い続けられたことがチームの成長の証だったかと。


試合開始直後は福岡の勢いと、自分たちのミスもあって押し込まれる展開。ポゼッションも五分、鹿島はシュートすら打てない状況が続いたが、少ないチャンスから攻勢に転じ、それで得たCKを柴崎がキック。完璧なボールを山本が叩きつける完璧なヘッドで先制。


プレッシャーのかかる一戦、なんとしても欲しい得点を取ったことでチームはペースを取り戻した。


追加点は10分後。中央で両チームがもつれ合い、一瞬ゲームが止まった隙を逃さず攻めた鹿島が、一度は阻まれたものの、遠藤から縦につけたボールを金崎がDFを剥がしてマイナスのグラウンダー。


それを呼び込むようにマイナスに鋭く動き、ゴールに流し込んだ土居はストライカーとして覚醒しつつあるのか、これも完璧な得点だった。2列目の選手と思っていたが、認識を改める必要があるかもしれない。


後半に入り、もう1点取れば勝ちは揺るぎないものになるかと思っていたが、なかなかチャンスも作れず、点差のわりに諦めない福岡相手に気の抜けない時間が最後まで続いた。


カイオの代役でスタメンの杉本は良く走っていたが、遠藤からのビッグチャンスを利き足の左足ではなく、右足に持ち替えてブロックされるという痛恨のミス。あそこは打ち抜くくらいの気迫でないとトップでは通用しない。若くから活躍している選手はああいうところは必ず決めて来る。


トドメを刺せずにじりじりする展開のなか、早く永木を投入して欲しいと思っていたが、どうやらこれは退団と移籍の決まっているジネイと青木を投入するために我慢していた模様。


試合終了間際になって出て来たジネイは得意のヘッドでネットを揺らし、飛び上がって喜んだが、オフサイドの判定。そこまではうまくいかなった。録画で観れば、手前の選手がラインに残っていてオンサイドに見えたが。誤審だったら空気の読めない副審だな。


アディショナルに入っての場内の青木コールも泣けた。1-0だったらさすがにそこまでの冒険は出来なかっただろうが、出場出来る状況を作り出せたチームの頑張りが、鹿島というクラブの良さが伺える。あと石井監督の人の良さも。


ファーストステージ優勝のトロフィー上げはキャプテン小笠原ではなく、植田。次世代の顔として、鹿島だけではなく五輪でも活躍して貰いたい。


その後はジネイ、青木、石井とやったが、何故か青木だけ体を斜めに構えるモデル立ち。ゴール裏に持ち上げられてトラメガで移籍の挨拶をしていたが、退団セレモニーみたいだった。


小笠原のインタビューの後ろで、水かけのために構える選手たちは、PKを蹴る時くらい入念な準備だったかと。


他にも色々とあるが、長くなりそうなので今日は一旦おしまい。


とにかく勝ってファーストステージ優勝を決められて嬉しい。前節で首位に立てたことがやはり大きかったね。


休む間もなくセカンドシーズンが始まるが、1~2日は思い切り喜んで、そこからはしっかり切り替えてセカンドシーズンも戦っていこう。


いや~、ホントに嬉しい。ありがとう!


(以下、個人的まとめ)

【2016(1)第17節6/25(土)】(カシマスタジアム19:04KickOff鹿島/31,636人/曇り)

【スコア】鹿島 2-0 福岡 (前2-0 後0-0) (S 8-11)

【主審】村上伸次(主審)、名木利幸、聳城巧

【得点】

(鹿)前27分 CK柴崎↑山本 1H

(鹿)前37分 金崎→土居 6右

【警告】

(鹿)西1(前36分)

(福)ダニルソン(前37分)

【出場】

GK 曽ヶ端

DF 西 植田 ブエノ→90+4青木 山本

MF 柴崎 c小笠原 遠藤→90+1ジネイ 杉本→77永木

FW 金崎 土居

【サブ】櫛引 伊東 青木 鈴木 永木 赤崎 ジネイ

【監督】石井正忠

【MyMVP】山本

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