2016ナビスコ予選(7)大宮(アウェー)戦

お互いに完全消化試合となり、メンバーを大幅に変更。


鹿島はレギュラー陣を休ませ、若手主体のスタメン。週末のゲームコンディション作りをという声もあるかもしれないが、怪我もあるし、一発レッドもある得るため、これはこれでいいと思う。


感覚的にはサテライトリーグ。内容もまあそんな感じで、両チームとも連携ミスや単純なミス、絶好のチャンスでのシュートミスなど、どっこいどっこいという感じ。ゲームとしては楽しめて観れたかな。


ただ、普段、出場機会のない若手選手たちは、こういう機会でアピールせねばならず、そういう意味では物足りなかった。


長期怪我明けとなったファンソッコが左サイドバックでスタメン出場し、90分やれれば今度はセンターバックで起用されるとのことだった。緊急時には左サイドバックでもやれるのでは、というくらいのプレーは出来たかと。このメンバーのなかでは捌きもパスの質も良かった。


赤崎もレベルの違いは見せたものの、決め切ることが出来ず、このあたりがどうなのだろう。赤崎のチャントは初めて聞いた。


鈴木もほぼレギュラー組なのだから、もう少しやれてもいいはずなのだが、やはり右サイドハーフのポジションが合っていないのか、良さが出ていないように見える。石井監督はどう感じているのだろうか。


前回良さを見せた垣田も、いくつも決定機があったのだがどれも決められず。ドフリーでミスショットした時はガッカリ。まだまだなんだなと改めて思った。


平戸のプレースキックも微妙な仕上がりで、チャンスにもならず。久保田、田中もそれなりで、光るものは見えず。三竿は失点シーンで完全に振り切られ、あそこはゲーム体力もあったのか、あれではダメ。


櫛引も再三のファインセーブを見せ、今日こそは無失点試合なるか、と思いきや、最後の最後に失点。あれはほとんど三竿の失点とも言えるが、波に乗れないのはこういうところか。


町田も期待は大きいが、レギュラーを奪うにはかなり遠い。失点にはならなかったが、後半は簡単に入れ替わられるなど対応に隙が多かった。青木は可もなく不可もなく。


西、土居はコンディション作りだったのだろう。怪我しなくて良かった。


ゲーム的には0-1の敗戦となり、消化試合なので結果は関係ないが、内容的にもあまり収穫のなかった試合に見えた。


やはりJ3に参戦して、若手の育成に本腰を入れてやらないと、レギュラー組との格差がますます広がるように感じる一戦だった。


これはこれとして、大一番は今週土曜の浦和戦。試合前のレポートでは大宮戦と浦和戦の対策をやってきた、と言っていたわりに、大宮対策が何だったのかはっきりせず、浦和戦にも不安を感じるが何とかして欲しいものだ。



尚、個人的なことながら、数日前に書いた通り今週から少し入院してくる。これマンガだったら、「ボク、頑張って病院行くから、絶対勝ってね!」というヤツだが、果たして鹿島の選手たちは応えてくれるのだろうか。


次回の更新は、無事に退院したら来週のなかばくらいになると思われます。


(以下、個人的まとめ)

【2016ナビスコ予選(7)6/5(日)】(NACK5スタジアム14:00KickOff大宮/9,316人/晴)

【スコア】大宮 1-0 鹿島 (前0-0 後1-0) (S 10-11)

【主審】バトルシュ フランコフスキ(主審)、lコンラッド サペラ、ミハエル オブコヴィツ

【得点】

(宮)後42分 泉澤→ペチュニク 右

【警告】

(鹿)町田2(後10分)

(宮)マテウス(前23分)

【出場】

GK 櫛引

DF 平戸 c青木 町田→59植田 ファンソッコ

MF 三竿 久保田→67西 田中 鈴木→82土居

FW 赤崎 垣田

【サブ】川俣 西 植田 遠藤 大橋 杉本 土居

【監督】石井正忠

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