カイオロスと言えばそれまでかもしれないが、本当は石井監督の采配力だと思う
ファーストステージ優勝の鹿島がセカンドステージに入ってから、もがき苦しんでいる。
カイオが抜けた戦力ダウンをカバーし切れていないのが響いているのだが、本当のところは石井監督の采配力だろう。
以前も左サイドバックの山本が抜けた途端、昌子を回して失敗したりとドタバタ劇は結局収まらず、実はあの時から左サイドバックの目処も立っていない。
山本が復帰して、そこから長く抜けずにやっているからなんとかなっているが、対策が立てられているようには見えない。おそらく山本が抜けると、カイオロスに加えて、更なる大きな混乱が待っていると思われる。
カイオが移籍してしまったのは確かに青天の霹靂と言えなくもない急な出来事だったが、もう既に7節を消化。なんらかの道筋が見えていてもおかしくないところだ。
中村がそっくりそのまま埋められないのは仕方なく、やり方を変えるなりしないと、監督としての将来も明るくないんじゃないかな。
もし新外国人のファブリシオが無双して、ここから一気に連勝するような嬉しい誤算があったとしても、それは監督の力ではなくフロントの力であり、こういう時に色々を引き出しを増やしていかないと、信頼されないと思う。
ファブリシオがコケた時にどう戦うか、そして、左サイドバックの問題も並行して進めておいて貰いたい。
最悪、ドロ沼のセカンドステージを送ったとしても、チャンピオンシップで、うっちゃりを決めてしまえば全て丸く収まるが、そんな状況になってしまっていたら、監督の椅子には誰が座っていてもおかしくないだろうしね。
足し算ではなく、掛け算の出来る監督になって欲しいものだ。
おまけ。
ドラマ「時をかける少女」が潔く5話で終わった。視聴率も悪く、ネットでは評判もいまいちだったのだが、個人的には面白かった。タイムリープもの好きだし、ヒロイン可愛かったし。
ただ、(ネタバレ)、翔平のことが好きになった美羽だが、きっかけは翔平が催眠によって記憶を書き換えたことで、もともとは吾郎との思い出だった。
途中で美羽はそのことを知るが、知った後も普通に翔平のことを好きなまま話は進んでラストまでいき、こういうのって「騙されてた!」って怒るもんじゃないのかなあと、そこのところだけまったく感情移入が出来なかった。
むしろ吾郎ちゃん可哀想という思いの方が強く、すっきりしなかったなあ。というか、イマドキの人は、「え?あんたこそ何言ってんの?」というくらい当たり前のことだったのだろうか。
今クールのドラマとアニメは面白いものが多く、消化し切れない。2話ぶん溜まってるやつもあるし、こういうの久々だなあ。図書館で借りた本も山積みだ。