浦和が年間1位、名古屋が降格など

浦和が勝ち点74で年間1位。鹿島は勝ち点59と随分離されての3位。これでもチャンピオンシップ制度のおかげで「優勝」という可能性があるのだから、やっぱりこの制度は今年で廃止(いつか復活するかもだが)になって良かった。


「こんな成績だし恥ずかしいから辞退を」という過激な声もちらほらあるが、そこはそれ。ルールなんだから、やれるものはやる。まあ、今の状態のままでは勝ち点差通りにあっさりやられてしまう可能性の方が高いが。


ただ、年間2位になった川崎は最終節、前半のうちは2-0とリードし、浦和も0-0で一瞬トップに立っていたが、そこから逆転負けをくらって転落。というか元の位置に戻った。勝ち切れていれば年間1位だっただけに、選手たちの落ち込みも色々とあるだろう。あるだろうさ。ある・・よね?


川崎の状態もあまり良くなく、鹿島にとってはチャンピオンシップ準決勝、アウェーにはなるがワンチャンスはある。タイトルの価値うんぬんは諸説あるとして、賞金上積みの絶好機でもあり、2位以上になればACLが本線から出場と、特典が多い。


基本的に自分は「リードしている方が絶対有利」というスタイルだが、ここまで失うモノがないなら、むしろ開き直ってやれるのでは。


怪我人がどこまで回復して実戦で使えるかが勝負のカギであり、川崎にとっても離脱した小林の復帰は重要なファクターだと思うが、試合日まで少し時間が空くので、今度こそうまく調整して貰いたい。さすがに今度はタイにバカンスに行ける日程じゃないしね。


まずは天皇杯4回戦をどういう形でもいいので勝って、雰囲気を一変させること。


話は変わって、名古屋が健闘及ばず16位で降格。


これにより、オリジナル10で降格経験がないのは鹿島と横浜Fマリノスのみとなった。鹿島もセカンドの成績だけで言えば、いつ降格圏に叩き落とされるかわからないものであり、来季は、というかもう今から本腰を入れて態勢を整えにかかって貰いたい。


名古屋はさすがに手を打つのが遅過ぎた。闘莉王の電撃復帰で一時は持ち直したが、あと一歩、15位の新潟とは勝ち点差が同数、得失点が4だけ届かず。


いい選手も揃っているだけに、選手の流出をどれだけ抑えられるか。田口なんかは争奪戦になってもおかしくないし、シモビッチも価格が抑えられて、ベンチスタートでもいいなら鹿島にいて欲しいくらいだが、そのへんは手を出さないのだろうか。


と、まあ、チャンピオンシップ制度のおかげで最終節というわりには、盛り上がらない今年のハロウィンみたいになったが、まだ今シーズンは続く。最後は笑って終わりたいものだ。

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