ペドロ・ジュニオールが完全移籍で加入と天皇杯準決勝、横浜FM戦、展望
かねてから噂のあったペドロ・ジュニオールが、ヴィッセル神戸より完全移籍で加入。
経歴を見ると長期に渡って在籍しているクラブがほとんどなく、どのクラブでも欲しがられていると取るべきか、何かしらの問題があってすぐに出されてしまっていると取るべきか微妙なラインではある。
しかし、Jリーグでの実績もあり、119試合で40得点とコンスタントにゴールを挙げている。チームに溶け込むことさえ出来れば、スピードもテクニックもあるので充分戦力になるだろうし、そう見込んだのだろう。
タイプ的には鹿島のサッカーには合うようには思うが、守備面でどうなのか。他のクラブに比べて鹿島は前線も守備が求められるので、そのへんちゃんとやれるか。あとは、モチベーションを含め、石井がうまく使いこなせるかどうか。成長した石井の手腕に期待。
続いて天皇杯の展望。
広島戦で欠場した西、柴崎、金崎のうち西と柴崎が練習に合流したそうで、報知新聞のコメントを読むと西は出る気満々の様子。温存して負けたら意味がないので、出せる状態なら出すだろう。
柴崎は小笠原、永木、三竿がいるので無理はしなくていいかもしれない。小笠原、永木のコンディションが悪いならスタメン、大丈夫なら勝負どころ、あるいは2列目など使い方は色々ある。
金崎は足首の具合が悪いのか練習には合流せず。万全でないなら決勝に行くことを信じて、治療に専念した方がいい。中途半端に使って悪化したり、カードを貰って次に出場停止とかは避けたい。鈴木はサブでの出場になっているが、肩の具合はどうなのだろう。あえてジョーカーで残しているのかもしれないが。
というあたりを踏まえてスタメンを予想すると、曽ヶ端、西、昌子、植田、山本、小笠原、永木、中村、遠藤、赤崎、土居となるのだが、遠藤、土居、山本は連戦で厳しくなっている。
出来るならば少なくとも三人のうち一人は代えたい。山本ならファンソッコ、遠藤なら鈴木か柴崎、永木、(杉本では難しい)、土居ならば・・ファブリシオ?
ファブリシオは個人的にはもう見切っているのだが、石井の目から見ればまだ賞味期限内なのだろうか。プロの方が見る目は確かだろうから、石井が使うなら勝算があるということなのだろう。
対戦相手のマリノスは、斎藤が一番嫌な選手。次いで、中村俊のセットプレー。ゴタゴタがあったにもかかわらず勝ち上がって来て驚いているが、むしろ来年残るつもりのない選手は評価を気にせず伸び伸びやっていたりするのだろうか。試合後のインタビューで石井は対策を練ると言っていたので、それをアテにさせて貰おう。
あとは先にも書いたがカードの累積に注意。手元の集計だと西、小笠原、金崎、三竿、赤崎、昌子、永木の7人(だと思う)がリーチで、次に貰うと勝ち上がっても決勝に出れない。
クリアポイントとしてはまずは間違いなく勝利。続いて審判次第な部分はあるが累積2枚や、怪我の回避、日程を考えて90分以内での勝利、といったあたりだろうか。
2つ勝ってシーズンを終わりたい。