J3のU23に参戦を望んでいるが厳しそう
2016シーズン、J3に参戦したJ1クラブのU23チームの成績は以下の通り。
16クラブ中、9位がガンバ、10位がFC東京、12位がセレッソ。上にも下にもならない絶妙な位置取りに収まった。
今年も続行か他のクラブが希望しているかなどの情報がまったく拾えないので、昨年と同じということなのだろう。
知らなかったが、J3に参加するには入会金500万、年会費1000万の参加費をJリーグに納入することが必要とのこと。
ちなみに優勝すれば500万円、2位250万円。昇格資格は有さないが、成績下位の場合、入れ替え戦があれば実施される。(昨シーズンの話)。
金銭面で言えばプラスにするには難しそうで、会場の確保やら遠征費などを思えば、入場収入などを含めても賄えないだろう。
しかし、金銭では換算できない若手の実戦機会というメリットが得られる。いい制度だと思っていて、もっと参加希望クラブが溢れると読んでいたのだが、あまり人気ではなさそうで話題にもならない。
クラブ自体の登録上限が決まっていて、リーグの他、鹿島はACLも参加となれば、怪我人、疲労もろもろを考えてU23まで回して行ける余裕はないのかもしれない。
昨年はレギュラー組とサブ組の格差が大きく、最後は少数精鋭で戦わざるを得なかったが、若手に経験を積ませておけばもう少しやりようもあったのではとも思う。
今でもJ3のU23に参戦は希望しているのだが、サテライトリーグは1勝4敗、1中止という散々な成績。サテライトは今年もやるのかわからないが、このままでは若手の成長は期待出来ないかもしれない。
手元に置いて鹿島イズムを浸透させていた方向から、大型補強を行って若手はレンタルに出すという路線に変更したみたいだが、レンタルは実戦機会が増える半面、帰って来ない可能性もあり、リスクも高い。
選手側からしても、レンタル先でレギュラーをつかみ、残留を希望されるとしたら残りたくなるのも心情というもので、これから先は補強して補っていくスタイルになるのかな。それでも鹿島らしさというのは失わないで欲しいが。
というわけで現在残っているメンバーで、U23主力スタメンを組んでみた。
小泉、伊東(OA)、町田、ブエノ、小田くん、三竿健(弟)、久保田、田中、梅鉢(OA)、金森、安部くん。
・・無理だな。控えがいない。
若手は自力で頑張るしかない。練習で色々と吸収するしかないかな。