レオシルバが完全移籍で加入、高崎が松本山雅へ完全移籍
天皇杯の話は回またぎにするとして、移籍関係。噂通りに新潟からレオシルバが完全移籍で加入。
松本山雅にレンタル中の高崎がそのまま完全移籍。
高崎は鹿島では活躍出来なかったが、松本ではプレースタイルが合ったのか得点も量産。向こうにも求められての移籍なのでメリットの多い移籍だろう。鹿島へのリスペクトはある、と気持ちのいいお別れとなった。
補強の方は話に出ている件が着々とまとまり、11人まるごとターンオーバー出来るだけの戦力となりつつあるが、石井がうまく使いこなせるかどうか。
ここまで補強して勝てませんでしたは通用しないが、なんといっても実績で言えば2015シーズン、ナビスコ杯(現ルヴァン)優勝、2016シーズンはファーストステージ優勝、リーグ優勝、CWC準優勝、天皇杯と数えれば輝かしいものがある。
逆にタレントが揃ってサブに回る選手の人心掌握なども含め、やってみなければわからない面は大きいが、今度はゴタゴタが起きないくらいどっしりと構えてやって貰いたい。
来季は1シーズン制。ダメだった時の切り替えタイミングが難しくなるが、出来ればそういう話にならないくらいの成績を期待している。
最低でもタイトルひとつがノルマとなろう。一番欲しいのはACL。優勝して、CWCで今度はてっぺんまで登りつめたい。
怪我人が多かった2016シーズンの反省を活かして何かしらの策も講じて欲しいが、まあ、これだけ選手が揃っていたら、たとえ怪我人が出てもやりくり出来そうな感もある。
他、ブラジル人MFレアンドロ(この名前多いな)に獲得オファーを出しているそうだが、スピードとテクニックが売りの小柄な選手。
鹿島はこういうタイプばかり集めたがるが、バリエーションを増やすためには真ん中で体を張ってキープしてくれる、フィジカルの強いセンターフォワードが必要だとずっと前から感じている。あるいは生粋のストライカーで、得点王を狙えるバリバリのフォワード。
同じタイプばかり揃えると誰が出ても同じシステムでやれるメリットはあるが、相手に研究された時や困った時に対応出来ないという、戦略・戦術の幅が狭くなるデメリットの方が大きく思う。高さがないのも国外で戦う際の不利。
それとも高さという要素があると、かえって混乱するのだろうか。
韓国人GKの件も前にも書いたが、韓国人イコール日本人GKより上、というわけでもないだろうし、ちゃんと選手個々の能力を把握した上で決めて欲しい。
ただ、ファンソッコ(と櫛引)は昨日も書いたように、なんとなく退団しそうな雰囲気なので、こちらもまとまる話なのかな。
シーズンが長かったおかげもあって移籍関係がバタバタしているが、最終的にどういう陣容になるのか興味は尽きない。
あと、新国立競技場をJクラブの本拠地にする案があるそうで、鹿島とFC東京の名前が候補に挙がっているとか。FC東京の方はクラブの方向性と合致しているそうだが、鹿島は今のところ静観の方向。鹿嶋にあってこそ鹿島アントラーズだし、移転はないと思っている。この件は何か進展があった時に書くとする。