2017第8節磐田(ホーム)戦
決定力の差。
自分たちの時間帯にしっかり攻め切って、精度の高いシュートがことごとく得点になった磐田と、いくどもチャンスを作りながらも枠に飛ばない鹿島。
土居、ペドロ・ジュニオール、永木、金崎が決定機の半分ずつ決めていれば、少なくとも引き分けはあった。
ターンオーバーについては考え方がよくわからない。
曽ヶ端と小笠原を連戦。2失点目は仕方ないにせよ、1失点目は棒立ち、3失点目は真正面の真上を抜かれるという、枠に飛んだシュート全部入ったんじゃない?
小笠原も動きが悪く、レオシルバをスタメンで使わなかった理由はなんなのだろうか。
鹿島を研究してきた磐田と、無策のまま挑んだように見える鹿島。先制点が磐田に入ったことで磐田ペースになり、中村のスーパーゴールで追加点が入ったことでほぼ勝負ありみたいな感じになった。
逆転した清水戦と同じように相手GKが負傷で交代するという「もしかして」はあったが、あれだけ枠に飛ばないなら誰がキーパーでも一緒。
あとは審判。磐田側にも不満があったろうが、鹿島にとっても不満の募る不安定なジャッジだった。
オフサイドをダース単位で取られたが、前半は1~2本ギリオンサイドのシーンもあり、そこも磐田に流れを握られてしまった要因のひとつ。あれだけさくっとオフサイドの旗を上げてくれると自信を持ってラインを高く設定出来る。
鹿島ももう少しパステンポを速くして、相手に喰いつかせないようなパス回しをして欲しいのだが・・。ボールホルダーにすぐ詰められて潰されるという、ブリスベンの時と同じようなもどかしさを感じた。対策はあったのだろうか。
2位以下がもたついてくれたおかげで順位は上位をキープしたが、浦和が勝って、またしても独走になりそうな気配。自力で止められそうな仕上がり具合ではなく、直接対決までにあまり離されないようにしたいものだが。
金崎を含めたフルメンバーが出て負けたのも言い訳が立たず、前の記事でも書いたが監督力なのか選手個人の問題なのか。シーズンの3~4分の1が過ぎたが、完成までの道のりは長そうだ。
(以下、個人的まとめ)
【2017第8節 4/22(土)】(カシマスタジアム15:03KickOff鹿島/18,276人/曇)
【スコア】鹿島 0-3 磐田 (前0-1 後0-2) (S 19-8)
【主審】佐藤隆治(主審)、山内宏志、清水崇之
【得点】
(磐)前15分 櫻内↑川又 2H
(磐)前21分 中村 左
(磐)後34分 川辺 2右
【警告】
(鹿)金崎2(前29分)、植田2(後11分)
(磐)川又(後37分)
【出場】
GK 曽ヶ端
DF 西 植田 昌子 山本
MF 小笠原→46レオシルバ c永木 遠藤→88鈴木 安部→46ペドロ・ジュニオール
FW 土居 金崎
【サブ】クォンスンテ ブエノ 伊東 レオシルバ 金森 ペドロ・ジュニオール 鈴木
【監督】石井正忠
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