ガンバ戦、追記

昨日は触れなかったが、柏戦で負傷したクォンスンテが母指MP関節脱臼で3~4週間の離脱とかで、サマーブレイク明けの2試合くらいまで出られなさそうとのこと。


幸い、曽ヶ端の試合勘も鈍っておらず、緊急事態に陥ることがなくて済んだ。


曽ヶ端もここで失点して負けたら「やっぱりクォンスンテが・・」と言われることだろうし、気合いも入っていたと思う。ラストワンプレーは本当によく防げた。


確かあれは初めて行った万博記念競技場2012年9月のこと。(日時は忘れていたので調べた)。2-1リードのラストプレー、レアンドロ(今、神戸にいる)に決められて2-2の同点になってショックを受けた試合。あのシーンが甦ってしまったが、再現しなくて良かった。


現地に参戦していたら悲劇が繰り返されていたのか?とも思うが個人にそんな力はなく、むしろあの時のショックを振り払えたかもしれないと思うと、無理してでも行ったら良かったかなあと後悔もある。


まあ、後悔させてくれるだけの試合をやってくれたのだからヨシ!


それにしても、大岩の采配には少し驚いた。中2日でもやれるという手応えがあってのメンバー選びだと思うし、結果、走り切れたので見る目に狂いはなかったのだが、中村と三竿健(弟)にはこだわりがあるのだろう。


三竿健(弟)に関しては個人的にも期待しているのだが、色々なポジションをやって経験を積むという以前に、迷走しているようにも見えた。マンガふうに言えば、「お主、瞳に迷いが出ておるぞ、ふぉっふぉっふぉっ」ということだが、少し改善されていた。危ないところで体を張ってクリア出来たのは自信になるだろう。


三竿健(弟)にユーティリティな能力がつくことはいいことなのだが、強くこだわるわけではないがブエノが浮いた駒になっている。なんとか出来ないものだろうか。


中村は、最初のフリーで持ち込んでシュートを打つか迷ってロストする、というプレーを観た時に今日もダメだ、と思ったが、その後は割と持ち直していた。


基本的に中に入ってプレーするので幅が出ないのだが、ワンツーの楔になったりと、得点につながりそうな気配もあった。やはりトップ下が本職なのだろうな・・と思うと、鹿島以外のチームでそういう使い方をしてくれるところに行けば、山村のようにブレークするかもしれないという気もする。


ただ、大岩はレアンドロとともに重用しているので、いずれそのぶんは結果で返して欲しいと願っている。


山本も脚がつって中2日であれだけ走れるとは凄い。右は伊東に目処が立っているので問題ないが、山本が抜けると昌子に負担がかかってしんどくなる。伊東は西を2列目に上げて出場機会を確保するなどうまく使っていけているが、左もいい方法を考えたい。


ペドロ・ジュニオールはFC東京戦を見据えたのと、イエローカードを気にしたのかもしれない。本人が不満を表していたのは連続ゴールがかかっていたからなのかわからないが、悪くない感触があったのだろう。素人目にも力を出せるようになってきているように見える。


中盤は小笠原がボールをうまく散らせていた。永木にあれが出来れば最高なのだが、狩りに行くタイプなので、レオシルバと二人並べると狩猟民族スタイルになって、ノリノリの時はいいのだが、後ろを突かれた時に不安なのと1本調子になるところがなあ・・。


どっちを取るかという話になるのだが、小笠原も体力的にフル出場は難しく、永木がいい具合に押し引きを覚えてくれればなと思っている。


金崎はゴリゴリ前から行ってくれて助かる。伊東のオーバーラップからの高速クロスが決まれば、前節に続いてスーパーゴールだったのだが。


ガンバに関しては遠藤保が途中から出て来てくれたのが助かったかもしれない。倉田にもうちょっとやられるかと心配していたのだが、あまり活躍させずに済んだし、アデミウソンもミスが多くて助かった。向こうも全体的に疲れていたのかもしれない。


ともあれ、昨日も書いたが前半は速いパス回して敵陣に切り込むスタイルが何回かあった。若干、精度に問題があってミスになってしまったことがあったが、あれをシュートまで完結させられるようになれば大きな武器になる。是非ともチャレンジしていって貰いたい。


上位チーム相手の連勝は、素直に凄いと思っている。あとひとつと天皇杯。乗り切りたい。


ところでDAZN。後半アディショナルタイムにロゴ出現で停止とか、なんちゅうタイミングでやらかしてくれよんねん。安定、はよ。

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