リーグ残り7戦、クライマックスが近づいてきた

先行押し切りこそ王道。自分は常々そう思っている。


勿論、逆転勝利でも勝てばそれでオッケーなのだが、やはり安心して観ていられるのはリードを保ったままの逃げ切り。


観ている方はドラマティックな展開を期待するだろうが、それに乗っかる必要はない。むしろ空気読まずになんなら10月中に早々と優勝を決めてしまってもいい。


今年のリーグ序盤は神戸やFC東京が引っ張り、中盤戦ではセレッソが盤石の試合運びで首位をしばらくキープしていたが、その3クラブとも失速して今や優勝争いからは一歩二歩遅れを取っている。


鹿島は首位に立ってから少しずつ2位以下を引き離しにかかり、残り7試合で勝ち点差8。ここからの失速は許されない。


追うものより逃げる方が絶対的に有利というのが自分の信念。


相手に、「もう追いつけない」と思わせることが出来れば相乗効果もアップ。そういう意味でも今週のアウェー鳥栖戦は一番先に行われる試合だけに、勝って後ろにプレッシャーを与えたい。負けてしまうと相手が勢いに乗ってしまうので、この試合の勝敗は割と重要な意味合いを持っていると思う。


おさらいとして鹿島の残り対戦を確認しておくと、鳥栖(A)、広島(H)、マリノス(A)、札幌(A)、浦和(H)、柏(H)、磐田(A)。


2位川崎3位柏との勝ち点差は8だが得失点差を考えると実質勝ち点差は7。4位セレッソ5位マリノスには勝ち点差13とやや広がっているので、とりあえずマークを外す。


川崎の残り対戦がセレッソ(H)、仙台(H)、広島(A)、柏(A)、ガンバ(H)、浦和(A)、大宮(H)。


セレッソが最後の意地を見せて川崎を食い潰してくれればと願っているのだが、セレッソもここで負けると3位も危なくなるよ。


鹿島的には今週11差に広げることが出来ればおいしい展開・・。


問題は柏。川崎の方が怖いと見ていて、柏には引き分ければなんとかなると構えていたが、先週のFC東京との試合を観て若干考えを改めた。


今、絶好調期を迎えているようで、攻守においてスキがなかった。クリスティーノがノリノリで、そこに武富、伊東が加わって破壊力は抜群なうえ、キーパーの中村も当たっている。怪我とも無縁のようだったし、しばらくは止まりそうにない。


柏の残り対戦は以下の通り。


甲府(H)、札幌(A)、大宮(A)、川崎(H)、磐田(H)、鹿島(A)、広島(H)。


下位クラブとの対戦が多く、川崎と潰し合ってくれる以外は直接倒すしかないのは厄介な気がする。


ただ、直接対決まで8差をキープすれば、戦わずして勝つ、という諸葛孔明ばりの戦略が完成するので、そこまでは気を抜かないで欲しい。


まあ、小笠原がシメてくれているので大丈夫だと思うが。


リードしている時の皮算用は楽しいね。

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