残り5戦、優勝の行方は
日課というか週課?残りの対戦を確認する。
なんとなく財布の小銭を毎晩かぞえるような小市民的な感じがしないでもないが、かぞえることの出来る位置にいるのが楽しい。
同時に息苦しくもあるのだが、上の立場にいるぶんまだ気は楽で、自力で優勝出来るというのは大きい。もっとも、それが油断となる部分はあるのだろうが、そのあたりは下位にいる方はプレッシャーもあるだろうしお互いメリット・デメリットはある。
鹿島の残り対戦相手はマリノス(A)、札幌(A)、浦和(H)、柏(H)、磐田(A)。
川崎が広島(A)、柏(A)、ガンバ(H)、浦和(A)、大宮(H)。
柏が大宮(A)、川崎(H)、磐田(H)、鹿島(A)、広島(H)。
最初にこれを書いた時が8つ残りの時だったと思うが、その時は川崎が脅威と書いた。すると次で川崎が引き分けて差が開き、柏の勢いが怖いと書いた。
すると柏がつまづいて2連敗。なんという逆をつく思考。伊達に数十年、ギャンブルで裏目裏目を取って負けてきてはいない。
じゃあ今度は川崎が怖いと書けば・・。かわさきこわいかわさきこわい・・。というか、落語のまんじゅうこわいみたいな話になってしまった。中村(憲)こわい・・中村(俊)こわい・・中村(充)こわくない・・。
裏目の裏目を突かれるかもしれないが、川崎に対しては5戦で4勝1敗か、3勝2分まで。柏に対しては2勝か、1勝3分1敗まで?もっとも、そこまで落とせば川崎に抜かれているだろうから、現実的には4勝が目安。
札幌には相性がいいからここは勝てそうだ、と読んでいたが柏戦を観ているとそう簡単でもなさそうで、都倉とジェイの高さは驚異的。浦和も不気味だし、柏は直接対決で気合いも入っているだろうし(その前に決着が着いている可能性はあるが)、磐田はアダイウトン、中村俊、山田が元気。
マリノスは予想と違って失速中だが、ACL圏内の3位は充分狙える位置だし、やる気は失っていないだろう。4つ勝つには今まで以上に強い気持ちが必要になってくる。
川崎は勝ち点を落とすとすれば家長とエドゥワルド・ネットがが欠場する次節広島戦か、最後の望みをかけた柏戦か。一見、劇的な勝利を重ねてきてはいるが、退場者を出して戦うなど疲労は蓄積しているはず。きっかけひとつで崩壊する可能性もある・・と思いたい。
仙台はルヴァンカップでも退場者を出した川崎に勝てなかったんだよな・・。
柏は調子を落としているが一応まだ可能性が残っているので、川崎戦までは頑張って貰いたいと鹿島目線で語ってみる。
天皇杯の準々決勝が面倒な日程で挟み込まれているのが嫌な感じだが、うまくやりくりして乗り切って欲しい。ちょっと選手固定の傾向があるのが気になるので、サブの選手は出場した時にしっかりと力を出せるように準備しておきたい。