ポジティブに優勝を目指そう

「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志によるものである」。フランスの哲学者アランの言葉だと、ドラマ「光のお父さん」のなかで言っていた。


優勝を決める一戦を控えてちょっとナーバスになっているが、あまりその気分に引き込まれていては良くないということらしい。


楽観的に・・と言ってもシュートを外してヘラヘラしているのはまた違うと思うが、人事を尽くして天命を待つ、という当たり前のことをやって、あとは前向きな気持ちでいこうということ。


昌子も残り2つあると思っていたらやられる、と気を引き締めてくれているみたいで、土居も雰囲気が良くなってきたとコメントしていた。


本音を言えば、引き分けでも優勝という形で迎えたかったのだが、勝って決められるのは悪くないとも言える。


柏が相手で勝つのは簡単ではないが、満員のスタジアムで決勝戦のような雰囲気、相手も強敵というシュチュエーションの方が、鹿島は地力を出せるかもしれない。レッツ、ポジティブ。


スタメンは怪我でもない限り曽ヶ端、西、植田、昌子、山本、三竿健(弟)、レオシルバ、遠藤、レアンドロ、土居、金崎になるかと。


安部やペドロ・ジュニオールの回復具合も気になるが、交代は永木や伊東、小笠原、鈴木もいるので状況に応じて、即座に手を打てるように大岩には入念にシュミレートしておいて貰いたい。監督の判断が勝敗を分けるかもしれない。勝負どころでボードを持ち出して長々と考え込むようでは話にならない。


相手の攻撃はクリスティーノを軸としてハモン・ロペスや伊東をケア、レオシルバは迂闊に飛び込んでスペースを与えないようなタイトな守備を所望する。


山本は守備的にいくしかないかもしれないので、レアンドロとの連携がカギになるだろうか。レアンドロは気持ちを切らさずやってくれればいいのだが。


こちらの攻撃は中村の壁をどうやって抜くか。まあ、気持ちとしか言いようがない。川崎にボコられたガンバ戦を観ていても思ったが、やはり攻撃がシュートで完結しないのは守備の負担が相当大きい。


試合の終盤こそ確実性を求められるが、少なくとも前半は打って打って打ちまくる。その意識を持って、たとえコースを読まれようがブチ抜くくらいの気迫で挑んで欲しい。


個人的にはそろそろ遠藤の右ナナメ45度付近からの、ファーに巻いて左上を抉るようなゴールが見たい。ここ一番に強い印象を持っている。


勝負強さという点では鈴木もいいものを持っているのだが、ペドロ・ジュニオールが復帰したならそちらを優先的に使うだろうし使われないかもしれない。どっちが良いかと言われればかなり微妙なラインになるのだが・・。これは当日の気配を見て監督に決めて貰うしかない。


あとは試合の入り方。3週間も試合が空いていて中1週の柏とはギャップがかなりある。ふわっと入れば序盤で決着が着いてしまう可能性もあるので、最大限注意して立ち上がりたい。


ともかく勝利。Jリーグ的には最終節までもつれた方がおいしいかもしれないが、そんな思惑には乗らず次で決めて欲しい。


全てを出し尽くして戦おう。

このブログの人気の投稿

2025第2節東京V(ホーム)戦

2025第4節FC東京(ホーム)戦

2025第5節柏(アウェー)戦